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NO.238

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十河経絡現象学における10種類の「外邪」(FK、FV、寒性V1、熱性V1、V2、RV、CV、S1、S2、S3)について

(ここで、10種類の「外邪」について簡単な説明をしておきます。回を重ねる中で徐々に詳しく書いていく、という形にさせてください。詳しくは、現代出版プランニング刊、十河孝博著『経絡現象学 経絡診断検査と経絡貼薬治療』を参照のこと。)

 10種類の外邪のすべてが噴出した!

 東洋医学では一般に、「実体」としての細菌やウイルスを解明するという方向を辿るよりも、病気を引き起こす「機能」を診るという方法をとっている。その手段も、最新の医療機器を駆使して診断するというのではなく、医師自身の1000分の1ミリの精度を持つ「脈診」によって診断するので、修行を積んだ医師自身の精妙な技量が決め手となる。
 そうした東洋医学の方法によれば、病気を引き起こす「外邪(がいじゃ)」は、日本の風土にあっては、一般的には6種類の範疇に分類することができるが、十河経絡現象学では、独自の立場から、これらをFK、FV、寒性V1、熱性V1、V2、RV、CVという 7種類の範疇に分類する。
 西洋医学的にみれば「実体」が確認された細菌やウイルスなどの外来微生物は数えきれないほど存在しているが、東洋医学では、これらすべてを「機能」から見て、6種類もしくは7種類に分類しているのである。
 ところで、今回の福島第一原子力発電所の事故では、この7種類の「外邪」のすべてが噴出したばかりでなく、本来、日本のような湿気のある土地には存在し得ない3種類の燥邪(そうじゃ)までもが噴出し、汚染地域住民をはじめ、広く日本列島居住者全体を襲いはじめているものと懸念されている。現に、福島市渡利地区で採取された土を経絡診断の方法で分析すると、この10種類の「外邪」すべてが含まれていることが判明しており、日本では通常見られない燥邪も、2012年12月現在まだ一例ではあるが、避難者の体内に入っていることが確認されている。
 福島原発事故による放射能は、10種類の「外邪」を一斉に噴出させ、一斉に人間に襲いかからせる、という恐るべき役割を担っているように思われる。10種類の「外邪」が同時に噴出するのであれば、それに触れた人間が、その置かれた千差万別の条件によって、ありとあらゆる病気を発症させても不思議はない。人間が「病気のデパート」にされてしまうのは当然である、と言わねばならない。

 10種類の「外邪」を個別に説明

①FK(風寒)
 『傷寒論』の「風寒」に近いものと考えてよい。FK(風寒)は体表(皮膚と粘膜)から侵入し、次第に体内の深いところへ入り込んでいくが、その入り込むコースは、皮膚からと粘膜からの二通りがある。皮膚から入ると、次第に、頭頂強痛、発汗異常、脈浮などの表症が現われ、発熱、悪風感などの厳しい表症へと進む。粘膜から入ると、呼吸器系、消化器系、尿路器官系、胆肝系などそれぞれの進路で侵入し、肝臓、筋肉、腱、乳腺、甲状腺、軟骨などの器官や、心臓、動脈、静脈など血管系の器官にも入り込み、いろんな症状を表わす。大腸の粘膜に入り込めば、激しい下痢や、発熱、口渇、喘、発汗、小便が黄色なども引き起こすことがある。大腸粘膜の血管まで及ぶと、血便、膿血下痢便などの症状が現われることもある。
②FV(風熱)
 FV(風熱)の代表的なものに、花粉がある。粘膜に付着するかあるいは少し入り込むと、クシャミ、鼻水、咳、目痒など一般的な花粉症状のほか、食道炎、胃炎、大腸炎などを引き起こす。また、皮膚からも入り込み、頭痛、頭重、首凝り、皮膚炎などの症状を引き起こす。さらに、FV(風熱)が粘膜や皮膚から体内へ深く入り込むと、肝炎、血管炎(動脈、静脈)、リンパ管炎、筋肉炎、腎炎、肋膜炎、腹膜炎など、いろいろな疾患・症状が起こる。
③寒性Ⅴ1(寒性・風湿1)
 Ⅴ1(風湿1)には、外から器官・組織に入り込むだけでなく、さらに細胞内にまで入り込んで常在化する新感外邪としてのⅤ1(風湿1)がある。また、粘膜や皮膚の常在菌としてのⅤ1(風湿1)もあり、これらは、表皮や、上・下十二指腸、小腸、大腸、胆管系、糸球体や尿細管から尿道などの粘膜に常在菌として寄生している。
 Ⅴ1(風湿1)は、西洋医学的に見ると、ウイルスや細菌などの微生物であるが、おそらくその多くはウイルスであろうと思われる。このⅤ1(風湿1)が免疫の低下した器官・組織に入り込むことによって、疾患の発生や進展につながる。
 Ⅴ1(風湿1)には、寒性炎症を引き起こす寒性炎症型のもの(寒性Ⅴ1)と、熱性炎症を引き起こす熱性炎症型のもの(熱性Ⅴ1)とがある。寒性Ⅴ1(寒性・風湿1)が関与するのは、例えば、変形性関節炎、腰痛症、心筋症、心臓の伝導系障害、脂肪肝などの疾患である。
④熱性Ⅴ1(熱性・風湿1)
 Ⅴ1(風湿1)のうち、熱性炎症を起こす熱性炎症型のⅤ1(風湿1)を熱性Ⅴ1(熱性・風湿1)と言う。熱性Ⅴ1(熱性・風湿1)が関与するのは、ウイルス性肝炎、慢性肝炎、糖尿病、癌、統合失調症、躁病、老人性痴呆、パーキンソン病、筋無力症などの疾患である。
⑤Ⅴ2(風湿2)
 Ⅴ1(風湿1)は、病変が存在する器官・組織にかなりの高率で見られる外邪であるが、Ⅴ2(風湿2)は、口腔、鼻腔、歯肉、歯の周辺、食道~胃体部~上十二指腸、咽頭・喉頭~気管支・肺胞などの粘膜に巣くっている熱性炎症型の常在菌である。
 例えば、精神的緊張で肝気が消耗すると、口腔内の自然免疫が低下し、粘膜に安定な状態で常在しているⅤ2(風湿2)が一斉に繁殖して、口角炎、口内炎、舌炎、口臭、ヘルペスなどを発症させる。Ⅴ2(風湿2)は帯状疱疹にも認められる。
⑥RV(風寒湿)
 RV(風寒湿)はリウマチ系疾患に見られる外邪である。
 RV因子の中枢、すなわち、左脳幹部(延髄を除く)に存在する中枢の状況が悪くなると、RV(風寒湿)がそこに入り込んで、循環障害、炎症、病理産物などの病態が発生し、その異常が皮膚、血管、関節、筋肉、腱、軟骨、骨、腎臓(尿細管)、大腸、小腸などの器官・組織に及んで、関節リウマチ、筋肉リウマチ、皮膚疾患(膠原病)、凍傷(しもやけ)、痛風、リウマチ性紫斑病、急性リウマチ熱、リウマチ性心疾患、クローン病など種々の疾患が発生する。
⑦CV(風湿熱)
 CV(風湿熱)は西洋医学の癌ウイルスに相当すると思われる。がん患者では、左脳‐脾(脳幹部に相当)のがん中枢と原発巣に、CV(風湿熱)とⅤ1(風湿1)が認められる。
 CV(風湿熱)は、先ず左がん中枢に入り込んで常在化し、続いて原発巣となるべき器官・組織に及ぶ。

 以上の7種類の外邪は、いずれも正常値が19で、数値が小さくなるほど状態は悪くなっていくが、その状態の程度について、ここでは、CVを例に挙げて説明しておこう。
 CVも他のものと同様、正常値は19であり、あとは、数字が小さくなるほど悪い状態であることを示す。ちなみに、CTを2~3回撮ったり、PET検診を受けたりすると、CVは16になる。一方、発がんが始まり、がんの芽ができるのは、14から13に落ちるくらいのときであり、その人が実際に癌患者となるのは、CVの値が14から13くらいに落ちた頃からさらにそのまま数年経過したくらいの時点である。だから、今CVの値が14とか16だからといっても、あわてる必要はない。しっかりと貼剤を貼りながら、日々自然治癒力を高めるような工夫を凝らした生活を送れば、がんを予防できる確率は極めて高くなるのである。
⑧――S1(燥邪1)
⑨――S2(燥邪2)
⑩――S3(燥邪3) 
 S1、S2、S3は中国の西部砂漠地帯のような乾燥地帯にのみ存在する外邪であり、カサカサ肌のような乾いた皮膚疾患など、乾性の症状をさまざまに引き起こす。
 これは本来、日本のような湿気の多い土地には存在しないものなので、もしこれが日本で見つかれば、それは原発事故で噴出したものであると断定せざるを得ない。現時点では、その一症例を確認し得たのみである。原発事故で噴出される放射能の大半はこの燥邪であるので、人体内にはあまり残留しないものと考えられる。

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