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NO.207 (承前)多くのチェルノブイリの医師たちが「東洋医学」を求めた(2)

NO.207
(承前)チェルノブイリ事故後、ウクライナ・ジトーミル州でも、不眠や原因不明の痛み、異状を訴える患者さんが急増した。地域の医師たちは東洋医学に活路を求めようとした。(2)

ジュノーの会では、1991年段階で、「ウクライナに一人でも経絡(ツボ)のわかる医師がいればなぁ……」と、どれほど夢見、熱望していたことでしょう。いまでも「放射能障害に東洋医学が効くの?」などと極初歩的な迷妄段階に停滞しておられる方がおられましたら、ぜひ、その「先入観」という歪んだメガネを取りはずしてください。
実際面でも、ジュノーの会がチェルノブイリ事故の6年後に「発見」したところによると、チェルノブイリ被災者に対する治療法を東洋医学的手法に求めた医師は少なくなく、また、ウウライナの主な病院にはどこにも東洋医学診療科が置かれているという状態でした。(「東洋医学診療科ではどのような治療をしていますか?」と名指しで尋ねていかない限り、先方は案内しませんから、日本の「専門家」の目にとまらなかったのは無理もありません。)ウクライナ(おそらく旧ソ連諸国全体)の医学では、東洋医学的診療は正規の「科」として医学教育過程に組み込まれているのです。
逆に、謙虚に、放射能障害に対する予防策は東洋医学を中心とした「代替療法」(この用語自体、いかに不遜な自己中心的な用語であることでしょう! 自己中心的な曲がった根性は、この用語法を平気で採用するスタート段階から正されなければなりません。)の中にしかない、と認識したほうが私たち全地球上の人類にとって益になります。個々の病気の原因究明がなった暁には、西洋医学の科学性に勝るものはありません。ぜひ「無料定期診断・治療」体制を築き、死守したうえで、原因究明とエビデンスを西洋医学の力で求めていきたい(いってほしい)ものです。

チェルノブイリもフクシマも、一大叙事詩の如く、さまざまな側面をもって過酷な歴史的過程が流れていきます。「行く河の流れは絶えず」、「しかももとの水にあらず」。多くの命が消えても、「悲惨」の流れは続きます。一部分だけを断片的につまみ食いするのではなく、全体像と向かい合うように心がけたいと思います。
前回につづいて、而立書房刊『ジュノーさんのように』第2巻「チェルノブイリからきた医師と子どもたち」から、1992年7月のウクライナ・ジトーミル州の3人の医師たちとの出会いについて記します。

「(前回よりつづく)そして、4月に来日したキエフ小児科・産科・婦人科研究所のタマーラ医師の御子息、ニコラ・メンデル医師が大阪医大の兵頭先生(注:電子鍼治療のドクター・ヒョウドウの名前は、良導絡診療の権威として当時すでに旧ソ連の医学界で有名であった)の下で良導絡の研修を受ける予定であることが甲斐先生から伝えられると、先生方は身を乗り出すようにして「希望が殺到して困るでしょう」と言われました。
(後日分かったことですが、事故後、不眠や原因不明の痛み、異状を訴える患者さんが急増したため、ヴァロージャ先生の奥さんがキエフに行って良導絡を学ばれ、診療を始められて既に4年経つとのこと。なんと良導絡はメンデル先生と同じくキエフのドクター・マチュレットのところで学ばれていました。
 サーシャ先生は是非もう一度来日して東洋医学の研修を受けたい、ヴァロージャ先生も奥さんを是非来させたい、と別れる時まで言っておられました。)」

「先入観」からくる「ちょっとしたボタンのかけちがい」が随所で発生します。随所で無駄な労力とお金と時間が投じられていきます。助けられるはずの人命が空しく失われていきます。
できる限りの用意をして、じっと「ボタンのかけちがい」に気がつく時を待つしかないのでしょうか。「待て、而して希望せよ!」。待ちながら、準備を十全なものにしていくことが必要なのですね。


梅ドみ 2011.3/28~2012.03/27(火)  
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 他の地域・団体のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできるようになってきたと思ったら、グッド・タイミングで、各地の避難者の方々からの連絡が相次ぎはじめました。
 相変わらずの牛歩ですので、お応えできる容量と速度に限りはありますが、放射能被曝を心配されている方々からの直接のご連絡にはできる限り対応させていただきます。「駆け込み寺」は駆け込んできていただいてはじめて「駆け込み寺」としての働きもできるのです。
 直接、府中味噌組合等に連絡をとられる方々も出てこられたようです。自主的な動きが広がること、大歓迎。「梅ドみ」に代表される、「解毒に有効な食品」について、ある程度お伝えできたのかな、と少しだけホッとしています。各地、各方面で、さまざまな形で、フクシマ・ヒバクシャの方々に、解毒のための食品をお勧めください。
 ジュノーの会では引き続き福島に「梅ドみ」をお送りし続けるとともに、「入浴剤」「漢方貼剤」の作成・発送に力を入れます。
 全国のみなさんからのご支援・励まし・賛同に心から感謝しています。
 有史以来の大ピンチ。いつも前を向いて、自分たちの歩んだ足跡だけを数えて、肯定的に生き抜きましょう。チェルノブイリ原発の都市プリピャチ市の元市民が集うチェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」(ジュノーの会の長年の相棒です)の合い言葉は「楽天主義」。ユーモアあふれる雰囲気がその絆の原動力となっています。


残高 -120,587円  収入(梅ドみ募金)5,113,019円   支出(購入分)5,233,606円   
(内訳)味噌 5,659kg 1,591,130円; 梅干・醤油 1,215,619円; 十穀・黒米 53,750円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジン等 1,381,903 円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円(未集計);濾紙、ペットボトル27,275円(未集計);ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトル、封筒、カッターマット、クールボックス、保冷剤、スプレーなど 174,431円;運送費(+郵送費+一部交通費) 565,881円(178回分)

(3/22・木)第175便
漢方貼剤 5枚・大阪へ
(3/23・金)第176便
 漢方貼剤:成人用5人分、乳幼児用1人分・二本松へ
   第177便
 漢方貼剤 8人分・秋田へ
(3/27・火)第178便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋 
(2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋
   

ありがとうございました     

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)
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プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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