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NO.200  体が疲れやすい、思考力が低下している、頭を使うと疲れる、体育の課題がこなせない、視力が低下している――1993年12月3日に聞いたウクライナ「放射能監視地区」(年間0.5ミリシーベルト以上)の実情――

NO.200
体が疲れやすい、思考力が低下している、頭を使うと疲れる、体育の課題がこなせない、視力が低下している――1993年12月3日に聞いたウクライナ「放射能監視地区」(年間0.5ミリシーベルト以上)の実情――

ジュノーの会では、20年前、「ヒロシマの医師をチェルノブイリへ、チェルノブイリの子どもたちをヒロシマへ」運動の中で、日本に招聘した医師・教師と対談を行うことによって、チェルノブイリ汚染地区の実情をできる限り把握しようとしていました。以下、その対談記録の一部をご紹介します。
(3月中旬発売予定の而立書房刊『ジュノーさんのように』第5巻「『顔と心の見える援助』をめざして」より)

(ジュシコ・チェルニゴフ州教育部副部長)
(略)さきほど、ミハイル・コツビンスク・ゾーンには24の村があるという話をしましたが、その24の村のうち8つの村が「汚染村」とされているのです。それから、150の居住ポイント(狭い場所です)が「汚染箇所」です。ですから、この8つの村と150の居住ポイントが、汚染地域ということになります。
 こうした汚染地域に住んでいる子ども達は、さきほどの「体が疲れやすい」とか「思考力が低下している」とか「頭を使うと疲れる」とかの症状に加えて、例えば体育でいろんな課題がこなせなくなっています。重いものを持ち上げてとか、そういうのがこなせないのです。もう途中でへばっちゃってできなくなるんです。殆ど全員、事実上全員といっていいくらい、みんなあまり出来なくなっています。それから、視力が低下しています。

(シーロ・チェルニゴフ州ミハイル・コツビンスク校教師)
 そうです。重いものを持ち上げるのは、ほとんど全員の子ができませんし、全員が体力が低下しています。それから、視力は低下していますね。視力の弱いこのパーセンテージが非常に増えてきています。
 それに、記憶力が低下しています。それから、鼻血が増えています。多くの子どもに非常に鼻血が増えています。すごいたくさんの鼻血が、ドーッと出るんです。
 勉強してて、バーッと出るんですね、鼻血が。それで止めようにも止まらないんです。授業中にそういうふうな時がよくあります。

(甲斐)
 ほとんどすべての子ですか。

(シーロ)
 ものすごく多いとかいうのではないのですが、こんなこと今までは、本当にめったになかったことです。それなのに今ではちょくちょくあるんです。私の知人の中にも、こうした異常な鼻血がよく起きて困っている人がいます。そしてその知人だけじゃなくて、別の子も、また別の子も、といいふうに起きています。こういうことは前はほとんどなかったことです。今は、ドーッと出て止まらない。鼻血が。そういうことを、ちょくちょく見かけるんです。その回数がどれくらいかというのは、ちょっとよくわかりませんが。

(甲斐)
 そういう子に対しては、どういうふうに、手当をするのですか。

(シーロ)
 すぐ、お医者さんを呼ぶんです。それでお医者さんが来てくれて、鼻へ詰め物をしたり、ここ(鼻の両側)を冷やしたり……。親を呼ぶと親が急いでやってきて連れて帰ります。親が見ていて、いくら経っても止まらなければ、お医者さんを呼びます。

(甲斐)
 お医者さんというのは、耳鼻咽喉科のお医者さん?

(オシプチュク・チェルニゴフ地区第二病院耳鼻咽喉科医師)
 そうです。私が専門ですから行きます。いつも私が行けるとは限りませんけれど。すぐ呼ばれることもあるし、しばらくしてからのこともあるし、いろいろですね。

(甲斐)
 1カ月に何回くらいですか。

(オシプチュク)
 4回か5回は、まず大概ありますね。そういうことがよく起こるので、みんな慣れてきています。それで、そんなにいつも呼ばれるとは限らないので、実際にはもっとたくさん起きているだろうと思います。

(甲斐)
 1カ月4~5回ですね、呼ばれるのは。

(オシプチュク)
 そうやって呼ばれるのは重い場合だけです。
【以下、略】

『ジュノーさんのように』シリーズは、当時のジュノーの会会報をそのまま本にしたものです。第5巻は1993年10月~1994年6月発刊分を収録しています。後年からの訂正は一切ほどこしておりませんので、同時進行的な一般市民による記録として、参考にしていただければと思います。
私見では、「鼻血」については、上記の対話中にもありますように、チェルノブイリ事故後6~7年の「放射能監視地区」(年間0.5ミリシーベルト以上)の子どもたちのほうが、全体として、今のフクシマの子どもたちより深刻な症状だったように思われます。いかがでしょうか。
チェルノブイリでは、ちょっと質というかレベルのちがう「鼻血」だったように感じられるのですが……、フクシマの「鼻血」の今の実情は、上記のチェルノブイリ事故後6年余の「放射能監視地区」の「鼻血」と同様のものなのでしょうか。心配しているのですが、具体的な様相がわからないのです。上記の症状と比較する形で、具体的な症状をお聞かせくださると有難く思います。

いずれにしても、まず、夜早く寝て、朝早く起きる。ぐっすり眠る。適度に体を動かす。呼吸に注意し、しっかり吐き出し、深く吸う。梅干し、ドクダミ茶+ウーロン茶のブレンド、味噌汁、黒ゴマ、天日塩、青のりなど、良いものを毎日摂る、など、基本的な不動の生活態度を確立してほしいと思います。
心配する。と同時に、良いことは何でも実践する。(お金をかけないで、ですよ。)
とりあえず、体に良いことを何もやっておられない方は、毎朝、テレビ体操もしくはラジオ体操をされたらいかがでしょうか。体操をしながら、大まかには、体を伸ばすときに吸い、体を曲げるときに吐く、でいいと思います。すぐに、よいことを始めてください。(くどいようですが、お金をかけずに、です。)
どうか、よろしくお願いします。

梅ドみ 2011.3/28~2012.02/09(木)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 他の地域・団体のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできるようになってきたと思ったら、グッド・タイミングで、各地の避難者の方々からの連絡が相次ぎはじめました。
 相変わらずの牛歩ですので、お応えできる容量と速度に限りはありますが、放射能被曝を心配されている方々からの直接のご連絡にはできる限り対応させていただきます。「駆け込み寺」は駆け込んできていただいてはじめて「駆け込み寺」としての働きもできるのです。
 直接、府中味噌組合等に連絡をとられる方々も出てこられたようです。自主的な動きが広がること、大歓迎。「梅ドみ」に代表される、「解毒に有効な食品」について、ある程度お伝えできたのかな、と少しだけホッとしています。各地、各方面で、さまざまな形で、フクシマ・ヒバクシャの方々に、解毒のための食品をお勧めください。
 ジュノーの会では引き続き福島に「梅ドみ」をお送りし続けるとともに、「入浴剤」「漢方貼剤」の作成・発送に力を入れます。
 全国のみなさんからのご支援・励まし・賛同に心から感謝しています。
 有史以来の大ピンチ。いつも前を向いて、自分たちの歩んだ足跡だけを数えて、肯定的に生き抜きましょう。チェルノブイリ原発の都市プリピャチ市の元市民が集うチェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」(ジュノーの会の長年の相棒です)の合い言葉は「楽天主義」。ユーモアあふれる雰囲気がその絆の原動力となっています。

残高 -112,673円  収入(梅ドみ募金)4,808,619円   支出(購入分)4,921,292円   
(内訳)味噌 5,309kg 1,496,630円; 梅干・醤油 1,151,739円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジン等 1,287,232 円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトル、封筒、カッターマット、クールボックス、保冷剤、スプレーなど 169,857円;運送費(+郵送費+一部交通費等) 531,951円(162
回分)

(1/29・日)第158便
 内訳:漢方貼剤・特別予防用 5枚、乳幼児用2枚(2人分)→和歌山へ
(1/30・火)第159便
 内訳:(1)味噌20㎏、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋  (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋  
(2/2・木)第160便
 内訳:(クール便)ジュノーの会入浴剤非売品→花巻へ
(2/3・金)第161便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋 (2)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶2袋、赤穂の塩3袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋、しいたけ4袋
(2/9・木)第162便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋 (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋
     
ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)

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プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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