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NO.183 車椅子の人が立ち上がって歩いた~第2回福島報告・その1~

NO.183
車椅子の人が立ち上がって歩いた
~第2回福島報告・その1~


(ブログでの報告が滞ってしまいました。10月13日(金)の夕方こちらを発って、14日福島、15日山形県河北町、16日夕方福島、17日帰宅というスケジュールで福島を訪問しました。前回ほどではありませんが、やはり少し疲れました。他の作業とブログとどちらを優先したらいいかという問題は常にあります。というわけで、ときにブログが滞ることがあります。ご寛恕のほどお願いいたします。――甲斐記)
*  *  *  *  *  *
 
私は、2度目の福島訪問の報告を、10月14日に一番初めに話を聞かせてもらったある人のことから始めようと思う。
この人のことを私が初めて知ったのは、8月27日、シャロームで、「海よ開け!」の講演をした後のことだった。
講演と質疑応答のあと何人かの人たちからの個別の質問を受けていると、一人の小柄な、青年とも中年とも見受けられる男性が、もう一人の人と一緒に私の前に立っておられた。そして、心なしか、やや不明瞭な言語で、「おかげで歩けるようになりました。ありがとうございました」と言われたのだった。
「えっ? あ、はい」と私はまったくの不得要領のまま返事をした。何のことかわからない。何だろう?
会場からほとんどの人が立ち去ったあと、シャローム代表の大竹さんが私に話しかけてきた。
「いつも車椅子で、それも1時間も坐っていると痛くてたまらない人です。その人がさきほど甲斐さんが休んでおられた(私は到着時に体調不良のため暫時休ませてもらった)ソファーにうずくまって辛そうにしておられたので、私が貼剤を貼ってあげたのです。すると、私の目の前で、立ち上がって歩いて行かれたんですよ。びっくりしました。」
 どうやら、いつも車椅子で暮らしていて、立ち上がることはおろか、ただ坐っているだけでも痛みに襲われて苦しんでいる人が、「ジュノーの会漢方貼剤(非売品)」のおかげで立ち上がって、しかも歩いて行かれた、ということのようである。
「おそらくその人でしょう。私、今、お礼を言われました。あの人は、ふだんは歩けない方なのですか?」
「ええ、そうです。イエス様がなされた奇跡を見たような思いです。」

ジュノーの会の「漢方貼剤」は、放射能障害を予防する目的で使用していただいている。しかし、この人のように、予防のみでなく治癒のためにも使用されるケースも出てくる、ということであろうか。
ジュノーの会としては、あくまでも、放射能毒の解毒のための、晩発性障害を予防するための「ヒロシマの知恵」として「漢方貼剤」を配布しているのだが、結果として、この人に見られたような副産物的効果が得られることもある。それは、理屈抜きに、やはりとてもうれしいことだ。
後日、十河先生にこの出来事について話したところ、「そうした効果はあり得ないことではないけれど、やはり、本来の、放射能毒の排出という目的のために使ってほしい」とのことであった。
放射能毒の排出のために使った貼剤で、歩けなかった人が立って歩いた――大方の人にとって、あまりにも予想外のことが、目の前で起きてしまったのである。

後日、シャロームのスタッフの方を通じての何度かのやりとりの後、この人――Tさんと呼ぶことにしておこう――の状態が少しずつわかってきた。
Tさんは11年前から少しずつ身体が不自由になったようだ。昔から運動という運動は何でもやっていて、体力には自信があったとのことで、太極拳もやっていたそうである。
運動をしていたせいか、昔から腰痛はあった、とのことだ。その腰痛だけでなく、新たな症状も加わって身体が不自由になり始めたのが11年前なのである。Tさんはいくつかの病院で治療を受けたが症状は改善されず、診断も確定されないまま時間が過ぎた。
6年前になってやっとパーキンソン病であるとの診断を得、そのための治療が始まった。パーキンソン病のための薬物投与である。新薬を実験的に投与し、その薬に合う人には続け、合わない人には中止する、というようなこともあるようだ。Tさんは現在ヤール4とのことである。
一方、パーキンソン病の発病以前からあったTさんの腰痛は、変形性腰椎症との診断を得ている。第5腰椎の神経がダメージを受けており、また、腰椎の骨が棘状になっているとのことで、そうした複合的な進行状況のため、Tさんの重症度は今、ヤール5になりそうな状態である。
ヤール5と言えば、「立つことも不可能で、車椅子かほとんど寝たきりの生活。全面的介助を要する」状態であるが、Tさんは、3・11以前には1キロくらいは歩くことができていたとのことである。とすれば、Tさんは大震災で深甚な打撃をこうむったということだろうか。

3・11以前には1キロくらいは歩くことができていたTさんが、今ではほとんど寝たきりに近い状態であるというのであれば、この半年間でTさんの病状は急速に進行した、ということになる。とすれば、Tさんは大震災で深甚な打撃をこうむったのだろうか。それとも他にも原因があるのだろうか……。
以上のような情報を得たうえで、10月14日の午前、Tさんからの強い要望もあって、私はTさんと会った。
放射能は「弱い人」「弱い箇所」を集中的に襲うとも考えられている。Tさんの病状の進行は、福島原発事故の放射能と関係しているのだろうか。また、フクシマの身障者の方々は今どのような生活を送られているのだろうか。

なお、「ヤール」とはパーキンソン病の重症度の分類のことで、1度から5度までの5段階で進行程度を判断し、3度以上になると医療費の補助が受けられる。
1度は、症状が片方の手足のみの状態で、日常生活への影響はないか、あっても軽微
2度は、症状が両方の手足に見られるが、まだ軽度で、姿勢反射障害はない。日常生活に多少の不自由があるが、従来どおりに行うことは可能
3度は、典型的な前屈姿勢となり、姿勢反射障害や歩行障害が見られる。症状は軽度から中等度で、日常生活はある程度制限されるが自立はでき、職種によっては仕事も可能
4度は、症状が重篤になり、自力での歩行は不可能だが、支えてもらえば可能。日常生活でもかなりの介助を要し、労働は困難
5度は、立つことも不可能で、車椅子かほとんど寝たきりの生活。全面的介助を要する
(以上の分類に関する表現は、安保徹ほかの『パーキンソン病を治す本』に依った。)

 この分類によると、Tさんは現在、「自力での歩行は不可能」から「立つことも不可能」へと進行中である。この人が「漢方貼剤」のおかげで、目の前で、すっと立って歩いた。そして私も、確かに、歩いているTさんからお礼を言われたのであった。――これは一体どういうことだろうか。
(つづく)


梅ドみ 3/28~10/19(水)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。今後は、他の地域のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできると思います。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。特に乾燥ドクダミは、刈って、きれいに洗って、充分に陰干しをして、適度な大きさに切って、ビニール袋に小分けして詰めるのですが、ここまで結構、時間も労力もかかります。頭の下がる思いのすることもあります。また、購入分につきましては、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -457,966円  収入(梅ドみ募金)3,592,016円   支出(購入分)4,049,982円   
(内訳)味噌 4,320kg 1,229,600円; 梅干・醤油 972,875円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 1069,548円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトルなど 124,346円;運送費(+郵送費) 369,730円(126回分)

(10/06・木)第122便(ダンボール2箱)
 内訳:(1)マルシマ梅干2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、徳用ドクダミ茶1袋、赤穂の塩5袋、すりごま(黒)3袋、青のり粉2袋、タオル1本  (2)マルシマ梅干2ケース、100%ドクダミ茶4箱、自家製乾燥ドクダミ茶(内田千寿子さん)7袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)2袋、赤穂の塩3袋
(10/07・金)第123便(ダンボール2箱)
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、徳用ドクダミ茶2袋、カットわかめ(小)2袋、すりごま(黒)3袋、青のり粉3袋  (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)2袋、青のり粉4袋    
(10/12・水)第124便(ダンボール3箱)
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋  (2)マルシマ梅干2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶2袋、徳用ドクダミ茶3袋、赤穂の塩3袋、カットわかめ(小)3袋、すりごま(黒)2袋、青のり粉1袋  (3)マルシマ梅干2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶2袋、徳用ドクダミ茶3袋、赤穂の塩3袋、カットわかめ(大)1袋、(小)3袋、すりごま(黒)3袋
(10/14・金)第125便(ダンボール4箱)
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋  (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋 (3)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋  (4)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)1袋、赤穂の塩1袋、青のり粉2袋
(10/16・日)第126便(ダンボール2箱)
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)4袋
(2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、徳用ドクダミ茶2袋、カットわかめ(大)1袋、すりごま(黒)3袋

内田千寿子さん、西澤志保さん、倉田法子さん、地球愛祭り2011inふじのくにさん、真田秀美さん、高田恵子さん、上田麻衣さん、右京恵美さん、上田一博さん、市場淳子さん、kuu-kuuさんとみなさん、清水康正さん、波多野よしみさん、福島市まちなか夢工房・梅ドみ募金さん、三原令子さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、?飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。?妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)
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エビオス錠は如何でしょうか?…

ミネラル含有熱処理酵母と命名されている乾燥ビール酵母が放射線防護に効能を発揮した動物実験の研究成果が、平成18年,当時の独立行政法人放射線医学総合研究所が他の機関との共同研究として公式発表していた〓という経過を知りました。第二次世界大戦前から製造販売され戦地の兵隊さんたちの栄養不良・傷病予防または治癒にも効能を発揮し今でも一般的にロングセラーで販売されている[エビオス錠]がミネラル含有熱処理酵母にあたるそうで、亜鉛酵母が一番効果あるとか…更にその前年にはビールで放射線被曝による染色体減少の被害が著しく抑制される動物実験研究成果も有ったとか(乾燥ビール酵母は総量の50%以上がアミノ酸である天然サプリメントでミネラル成分も豊富)…放射線は多量の活性酸素を生み出し、それが細胞環境を損壊させる方へ働く。その多量の活性酸素の除去&体内の余分な放射性物質を〓重金属と特殊なアミノ酸がスクラムを組んで長時間排除する働きをして細胞環境を保護するという。その為の必要不可欠な内外からの栄養補給や身体ケア…このような放射線被曝障害を軽減または解消する色々な情報知識・ヒントが他にもある事を自分が福島の民なら知らなければならないと思います。【
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JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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