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NO.180 福島県からは全員避難しなければなりません~その9・海よ開け!~

NO.180
福島県からは全員避難しなければなりません~その9・海よ開け!~

 ジュノーの会では、3月末以来、福島市のNPO法人「シャローム」に「梅ドみ」、ついで「入浴剤」、「漢方貼剤」を送りつづけ、「シャローム」のほうでは、それを受けて、南相馬市や飯舘村の方々、福島市の避難所に避難しておられた方々にこれらの援助物資を届けつづけ、合わせて「解毒」という方法があるということを伝えてきた。
 私は、8月27日、その「シャローム」で初めて話をしたのである。
「シャローム」は、その命名からもわかるとおり、キリスト教の精神を柱にしたNPO法人である。私は、話の最後に、もう一度「避難」の必要性を呼びかけ、できればその具体的な計画を考えてみたいと思った。
私は、旧約聖書の中のよく知られた話を例に引いて、こんなふうに話した。

 ここ「シャローム」はキリスト教の精神で成り立っていますね。ですから、旧約聖書の中にある話をしてみたいと思います。
 ここ福島はカナンの地なんですね。福島のみなさんは、一度エジプトに移住しなければならない運命にあります。エジプトに移ってからも、いろんな困難な事態に直面するでしょう。いじめや、迫害にさえ遭うかもしれません。みなさんはさまざまな試練に遭いながらも団結を強め、やがて、いつか、約束の地・福島を目指して帰郷するのです。
 福島に帰るまでもさまざまな困難に見舞われるでしょう。それでも、きっと、みなさんがたのうちの十代、二十代の人たちの中から、あるいは、もっと未来の世代の人たちの中から、新しい時代のモーゼが現われて、みなさんを約束の地・福島まで導いてくれるはずです。
 エジプトを出るとき、イスラエルの民はエジプト軍の攻撃を受けました。前には広大な海が広がっています。逃げる道はありません。この絶対絶命のとき、モーゼは、この世に人間として生を受けた者として可能な限りの、極限まで高めた祈りと気合を持って叫んだのです。「海よ開け!」。すると海は開いて一筋の道が生じ、人びとは海を渡ることができたのです。
 モーゼといえども、放射能災害の経験はありません。まことに辛いことですが、今私たちは、歴史上のどんな人間たちも経験しなかったような試練にぶつかっています。これは海を開くことに匹敵する難事業です。モーゼのような祈りと気迫をもって進んだとき、初めて海は開きます。

 ウクライナのチェルノブイリ被災者の場合、よかったなと思えるものが2つあったような気がします。一つはダーチャ、小別荘です。旧ソ連では、人びとは郊外に小さな別荘を与えられ、そこで週末や休日をくつろいで過ごしました。チェルノブイリ事故後の経済難の時期、汚染地域から強制避難させられた人びとも、ダーチャを畑に変えて食料確保に努めました。
 また、もう一つ、サナトリウムの制度が普及していたのも好都合でした。順番でサナトリウムに行くチケットが与えられ、人びとはそこで1ヵ月近く休暇を過ごすことができたのです。
 こうした文化の在り方も影響したのでしょうか、たとえばチェルノブイリ原発で働く人の場合、2週間働くと、あと2週間はキエフで過ごすという労働スケジュールで働きました。そして原発に居る時の線量が計測され、許容量だけの線量を浴びると退職し、年金生活に入るのです。
 こうしたことを参考にして、新しいライフ・スタイルを実現することはできないでしょうか。一斉移住・一斉避難ができないなら、すべての人が、1ヵ月に1週間ほど過ごせるようなダーチャもしくはサナトリウムを他県の人びとと協力しあって作り出していくのです。働きバチの日本人には難しいことですが、こうした新しいライフスタイルが必要とされています。今の福島から一歩も離れず、福島にずっと居続けるというのは、いずれにせよ、いいことではありません。ダーチャやサナトリウムに似たものを用意していく中で、新しい生活環境を見出していくということなら、今すぐでも着手できるのではないでしょうか。その延長上に、より多くの人びとの避難・移住先を確保していけるよう、全国の人びとと連携して、各地に雇用を求めながら、さまざまな可能性を実現していきましょう。

 一方、私たちは、直接的にはフクシマ・ヒバクシャではない者として、「梅ドみ」を提供しつづけ、外部被曝除去のための「入浴剤」を作って送りつづけようと思います。そして、とくに、内部被曝に対抗するために、「漢方貼剤」を作りつづけます。
 私たちは「決定往生60万人」で、60万人を目標にして「漢方貼剤」を作ってお届けします。「漢方貼剤」は、みなさんを支えてくれると思います。
 福島のみなさんは、どうか、「海よ開け!」で、今と未来のいのちを守ってください。

(甲斐記)
(つづく)


梅ドみ 3/28~9/24(土)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。特に乾燥ドクダミは、刈って、きれいに洗って、充分に陰干しをして、適度な大きさに切って、ビニール袋に小分けして詰めるのですが、ここまで結構、時間も労力もかかります。頭の下がる思いのすることもあります。また、購入分につきましては、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -451,612円  収入(梅ドみ募金)3,281,494円   支出(購入分)3,733,106円   
(内訳)味噌 4,080kg 1,164,800円; 梅干・醤油 870,667円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 963,358円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトルなど 114,448円;運送費(+郵送費) 335,950円(115回分)

(9/19・月)第113便(ダンボール3箱・うちクール1)
 内訳:(1)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶2箱、徳用ウーロン茶6袋、カットわかめ(小)3袋、すりごま(黒)3袋 
    (2)味噌20?、100%ドクダミ茶4箱、自家製ドクダミ茶(内田さん)11袋、青のり粉8袋
    (3)(クール便)ジュノーの会入浴剤(非売品)49本
(9/20・火)第114便(ダンボール2箱)
 内訳: (1)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶2箱、徳用ドクダミ茶3袋、赤穂の塩8袋、カットわかめ(小)4袋
    (2)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶2箱、徳用ウーロン茶2袋、徳用ドクダミ茶3袋、赤穂の塩3袋、青のり粉6袋、自家製ドクダミ茶(内田さん)5袋
(9/21・水)第115便(ダンボール4箱)
    (1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ドクダミ茶8袋、すりごま(黒)5袋
    (2)味噌20kg、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)4袋、自家製ドクダミ茶(内田千寿子さん)9袋
    (3)味噌20kg、徳用ウーロン茶6袋、カットわかめ(大)2袋、(小)3袋、タオル4本
    (4)マルシマ梅干し2ケース、徳用ウーロン茶5袋、徳用ドクダミ茶3袋、赤穂の塩5袋、自家製ドクダミ茶(内田さん)2袋


石川優子さん、ドメーニグ・アヤさん、安楽直美さん、塚尾由美子さん、まちなか夢工房さん、渡辺徳代さん、大田美智子さん、小山晃さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、?飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。?妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)
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Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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