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NO.164 森本範雄さんとジトーミルの3医師(1992年7月5日)~その1~  ~チェルノブイリの現場の医師、ヒロシマの被爆者と出会う①~

NO.164
森本範雄さんとジトーミルの3医師(1992年7月5日)~その1~
~チェルノブイリの現場の医師、ヒロシマの被爆者と出会う①~

(而立書房刊『ジュノーさんのように』第2巻「チェルノブイリからきた医師と子どもたち」p.172~174より) 
 
 ジトーミルの3人のお医者さんがヒロシマ入りされて3日目、7月5日(1992年)。ヒロシマのヒバクシャの語り部、森本範雄さん、沼田鈴子さんとの交流がもたれました。
 同席させていただいた私たちも大きな感動を得たのですが、後日インタビューを試みられたNHK国際局の小林さんの話では、ジトーミルからの3先生にとっても、この出会いは大きな意味を持った模様で、深いところで受けとめて下さっていたそうです。
 (略)
 午後2時30分。雨上がりの空の下、森本さんが案内してくださることになっている平和公園には、あちこちに修学旅行生の姿が。3人のお医者さん、通訳のスベトラーナさん、救援・中部の河田さん、阪南中央病院の振津先生、ターニャさんとそのご両親、そして事務局の4名、総勢13名は、つい先ほど小学生への語り聞かせを終えられたばかりの森本さんを、国際会議場ロビーで迎えた。ヒバク後47年間生き抜いてこられた方と、今現在たくさんのヒバクシャを抱えて奮闘しておられるお医者さんたちとの対面。それぞれの顔に静かな笑みが浮かんでいた。
 森本さんの手には、ショルダーバッグと手提袋。手提袋の中には新聞紙がたくさん詰め込んである。振津先生が「持ちましょう」と言われると、「大丈夫。これは私のいつもの荷物です。子どもたちが座って話を聞いてくれる時に敷いてもらうんです。」と。
 まず、サダコさんの像に。サダコさんのことはウクライナでもよく知られているようだ。「この像を生きる支えとされた多くのヒバクシャの方がおられた」という話に、3人のお医者さん、ターニャさんのご両親は、視線を落としたまま、じっと聞き入っておられた。
 次は、ヒバクした地面がそのまま残っているところへ。破壊された家々の上に土を盛って造られたのが現在の公園。だから30~50㎝掘り下げたら、まだ当時のいろんなものが出てくる。工事をするとき埋め立てなかった一ヵ所、そこへ案内されたのだ。もとお寺の一角。何十キロもあるだろう丸い石があちこちに飛ばされたままになっている。爆心地から離れていたら同じ方向に飛ばされてたはずだということ。――破壊の凄まじさを思わされた。
 次は、供養塔。ヒバクシャの方々、約7万人(そのうちお名前のわかっている方は約900人)のお骨が納められてあるお墓だ。ヒバク直後亡くなった人を焼いた骨は、あちこちに建てられた掘っ建て小屋に置かれていたが、10年後に、市がそれらを集めてそのお墓に納骨した。直径10メートルほどの円形状のお墓。平和公園の中に60数個モニュメントがあるうち、遺骨が納められているのはここだけだそうだ。思わず合掌する。
(つづく) 

梅ドみ 3/28~8/05(金)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。特に乾燥ドクダミは、刈って、きれいに洗って、充分に陰干しをして、適度な大きさに切って、ビニール袋に小分けして詰めるのですが、ここまで結構、時間も労力もかかります。頭の下がる思いのすることもあります。また、購入分につきましては、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -204,602円   収入(梅ドみ募金)2,608,066円   支出(購入分)2,812,668円   
(内訳)味噌 3,180kg 921,800円; 梅干・醤油 602,364円; 十穀 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 60kg 25,800円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 120kg 45,200円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 733,281円; 漢方入浴剤・貼薬材料 83,937円;濾紙、ペットボトル16,124円;段ボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、ペットボトルなど 87,821円;運送費 263,350円(89回分)

(8/05・金)第89便(段ボール4箱)
内訳:①マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶8箱、カットわかめ(大)2袋、(小)4袋、早煮昆布3袋
   ②味噌20㎏、100%ドクダミ茶8箱、早煮昆布8袋、カットわかめ(小)3袋、青のり粉1袋
   ③味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)2袋、すりごま5袋 
   ④梅干し2ケース、100%ドクダミ茶8箱、徳用ウーロン茶4袋、すりごま5袋


  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)

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JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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