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NO.152  「ジュノーさん」という呼称について

NO.152
「ジュノーさん」という呼称について

 松永勝先生はDr.Junodを日本語でどう呼ぶか思案されたようだ。私の記憶では、ある頃までは、むしろ、「ドクター・ジュノー」と呼んでおられたような印象がある。
 広島県の東端の福山市で「ドクター・ジュノー」を語りつづける一開業医の姿は、広島市にだけ限定されて報道される傾向の強いヒロシマのあり方の中で、一種孤高の趣きを帯び、非広島市民であるヒロシマ市民にとって、誇らしくも感じられるものであった。
 「ジュノー忌」は、広く誰に知られるということもなく、長年、松永先生を中心に福山市で行われていた。
 ある頃まで、「ジュノーさん」は「ドクター・ジュノー」だった。大佐古一郎氏の『ドクター・ジュノー 武器なき勇者』でも、「ドクター・ジュノー」である。

 ある頃から、松永先生は、「ジュノーさん」という呼び方でいこうと決められたようである。
 間近に接して感じたその人柄から考えれば、「ドクター・ジュノー」よりも「ジュノーさん」のほうがその人にふさわしい、と。
 現に、その人の宿舎の周辺に住む子どもたちも、「ジュノーさん、ジュノーさん」と言ってその人のまわりに集まった。
 最初に「ジュノーさん」と呼んだのは、原爆投下の1ヵ月後の宮島の子どもたちだったのかもしれない。
 その人の気さくで優しい人柄は、子どもたちにはすぐに通じたのだろうか。

 誰が誰を伝えるか、は大事な問題だ。
 私たちは、松永勝先生から、その人を「ジュノーさん」として伝えられた。
 松永先生もまた、真摯な人柄であると同時に、誰にも親近感を抱かせる、気さくで優しい、珍しいほど楽しいお医者さんだった。それは天性のものでもあっただろうが、青年時代、原爆投下1ヵ月後の広島での救護活動時代に出会った「ジュノーさん」に近づこうと、生涯かけて追い求められたものでもあっただろう。
 「ドクター・ジュノー」は、松永勝先生の人生を通して、「ジュノーさん」になったのであった。

 ちなみに、ジュノーはJunoではなくJunodである。フランス語表記なのだ。末尾にd がつくんだよ、とこれも松永先生から教えてもらったことの一つである。だから、「ジュノーの会」はJunodnokaiなのである。
 

梅ドみ 3/28~7/15(金)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。特に乾燥ドクダミは、刈って、きれいに洗って、充分に陰干しをして、適度な大きさに切って、ビニール袋に小分けして詰めるのですが、ここまで結構、時間も労力もかかります。頭の下がる思いのすることもあります。また、購入分につきましては、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -307,126円   収入(梅ドみ募金)1,768,319円   支出(購入分)2,075,445円   
(内訳)味噌 2,700kg 792,200円; 梅干・醤油 359,613円; 十穀 24,549円; 無農薬(無化学肥料)玄米 30kg 12,900円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 531,745円; 漢方入浴剤・貼薬材料 66,465円、段ボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットンなど57,263円;運送費 208,110円(70回分)

(7/12・火)第67便(段ボール1箱)
 内訳:味噌20kg、徳用ウーロン茶6袋、すりごま6袋、乾燥ドクダミ3袋、会報「ジュノーさんのように」117号・60部
(7/13・水)第68便……ジュノーの会漢方貼剤60人分(郵送)
(7/15・金)朝・第69便(段ボール3箱・うちクール便1)
 内訳:①味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、すりごま9袋、青のり5瓶、乾燥ドクダミ1袋 ②味噌20kg、100%ドクダミ茶2箱、徳用ドクダミ茶3袋、徳用ウーロン茶2袋、カットわかめ大1袋、青のり11瓶、すりごま5袋、乾燥ドクダミ2袋 ③りんご1ケース・36個(クール便)
(7/15・金)夕・第70便(段ボール3箱)
 内訳:①味噌20kg、ニンジン48本、カットわかめ小4袋 ②味噌20kg、徳用ドクダミ茶4袋、徳用ウーロン茶4袋、すりごま11
袋、青のり粉5袋、ニンジン7本 ③味噌20kg、100%ドクダミ茶2箱、徳用ドクダミ茶2袋、徳用ウーロン茶2袋、カットわかめ大1袋、小1袋、すりごま5袋、会報「ジュノーさんのように」117号・100部

ヒガシシンイチさん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)

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プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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