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NO.148  「病気の子どもの目」で見ることに努めたい

NO.148
「病気の子どもの目」で見ることに努めたい

 病気の子どもの目には、世の中はどう映っているだろうか。
 病気の子どもには、大人の世界のこと、特に、病気でない大人の世界のことはまったくわからない。
 だから、何気ない大人の一言に、存在の底の底まで傷つくことがある。
 ひょっとしたら、病気の子どもは、お医者さんはすっかり自分のことを考えてくれている、と思っているかもしれない。いや、きっとそう思っている。だって、他の誰を信じたらいいと言うんだろう? 
 だから、お医者さんが嘘をついたとわかったら……
 ほんとうに怖いよ。
 自分が病気であるということも、どこまで自覚しているだろうか。
 他と比較することができない自分の体と心の状態を、客観視することも言葉で表現することも不可能だ。
 今日の終わりのことも、明日の始まりのことも、よくはわからない。
 ただ、みんな、気分はよくない。いや、気分がよいという状態がわからなくなっているんだ。

 これから、奇形児が増えるとか、病気の子どもだらけになるとか、小児がんや小児白血病が増えるとか、いろいろな統計論議が花盛りとなっていき、数の季節が到来するのかもしれません。
 そうした論議を行うとき、最低限、守らなければならない倫理的基準があるように私は思います。それは、「病気の子どもの目」を常に意識しながら論議しなければならない、ということです。
「病気の子どもの目」を知らない者、知ろうとしない者は、こうした論議に参加してはいけません。。
 放射能。それは否応なく病気の子どもと不可分の関係になります。
 放射能とともに生きていかなければならない社会では、せめて、「健康」な大人の目は、捨ててください。

 フクシマの障害のある子どもたちを、優先的に避難させてあげられるような、自然にそのような流れになるような奥深い人権大国へと、日本列島が変貌する日を、この目で見たいものです。

梅ドみ 3/28~7/06(水)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。特に乾燥ドクダミは、刈って、きれいに洗って、充分に陰干しをして、適度な大きさに切って、ビニール袋に小分けして詰めるのですが、ここまで結構、時間も労力もかかります。頭の下がる思いのすることもあります。また、購入分につきましては、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -214,048円   収入(梅ドみ募金)1,595,139円   支出(購入分)1,809,187円   
(内訳)味噌 2,460kg 727,400円; 梅干・醤油 282,955円; 十穀 24,549円; 無農薬(無化学肥料)玄米 30kg 12,900円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 468,296円; 漢方入浴剤・貼薬材料 33,285円、段ボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコールなど51,872円;運送費 185,330円(61回分)

(7/6・水) 第61便(段ボール3箱)
内訳:①味噌20kg、100%ドクダミ茶2箱、徳用ウーロン茶4袋、徳用どくだみ茶2袋、すりごま10袋、青のり粉11袋 ②味噌20kg、徳用どくだみ茶4袋、徳用ウーロン茶2袋、カットわかめ小2袋、すりごま4袋、青のり粉5袋、会報「ジュノーさんのように」第117号・100部 ③味噌20kg、ニンジン24本、徳用ウーロン茶2袋、すりごま10袋、青のり粉7袋、会報「ジュノーさんのように」第117号・100部

纐纈好子さん、平山れい子さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。 
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)


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JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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