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NO.147  「ジュノーの会からの支援」ということ

NO.147
「ジュノーの会からの支援」ということ

次のようなコメントをいただきました。

 「被災地支援への取り組みに私も協力したいと思い、こちらのサイトをたくさんの方に見ていただけるよう拡散したいと思っています。
  その中で、郵便振替ではなく直接品物を送付したいという方もいらっしゃると思われるので、その場合どちらに送ればいいのか、宛先、連絡先等このブログ内に書いていただけると分かりやすく送る方もスムーズに送れていいのではという印象を受けました。
  差支えなければ、載せていただけると助かります。」

  お申し出、ありがとうございます。
 「直接品物を送付したいという方」について、福島市のNPO法人シャロームに問い合わせましたところ、「ありがたいですけれど、辞退させていただきたいと思います」との答えが返ってきました。
  その理由としては、一つには、今のシャロームの体制では、どれだけの品物を受けることができるか、はっきりしたことは言えない、ということがあります。定期的に一定の支援物資が届くというのと、品目も量もわからない支援物資が不定期に届くというのとでは、対応の仕方が違ってきます。
  また、もう一つ理由があります。それは、「シャロームにジュノーの会から届いている」ということが大事なのだ、ということです。福島のみなさんは、シャロームとジュノーの会を信頼して「梅ドみ」を求めてこられているわけです。ですから、シャロームとしてはこれまでどおり「ジュノーの会からの支援」を福島のみなさんにお届けしたい、とのことです。
 「ジュノーの会から」ということが大事なんです、と言われてみると、粛然とした気持ちになりました。

  ジュノーの会としては、梅干しも、味噌も、無農薬玄米も、(飯舘村の人々など今後増える要望に対して無洗米・黒米なども、)格段の低価格で提供していただける手筈を整えさせていただいています。これも、地元の方々の、ジュノーの会の過去20年間のチェルノブイリ被災者支援活動に対する信頼から短期間に出来た態勢だと思います。
  また、「入浴剤」「漢方貼剤」もコツコツと手作業で作っては送りつづけています。これも、ジュノーの会でなければ決してできない作業です。限られた時間の中で限られた人員で行うしかないことですから、すべては一日24時間をいかに有効に使うかにかかっています。朝の4時くらいから一日を始めることが一番いいみたいですが、前の晩に少し就寝が遅れると、その日の作業が停滞して、「入浴剤」も「貼剤」も作れなくなります。作れないと、待っている方々へ届くのが遅れます。
  ジュノーの会が提示している方法以外に、何か予防策があればいいのですが、チェルノブイリ支援活動の経験から今はほかには方法がないこともわかっています。人力の許す限り努めるしか道はありません。
 
  ジュノーの会が推奨している食品類は、放射能被災者の方々へどなたからお送りいただいても効果があると思います。どうぞ、さまざまな方向から送ってあげていただければ、と思います。そして、ここを入り口として、さまざまな「よいこと」を求めてください。
 
  ただ、ジュノーの会としては、一番こたえているのは、赤字が増え続けていることです。これほどの努力を続けていても、少数の方々による力強い支援以外には、「梅ドみ募金」はあまり増えないのです。
  少数の方々の、理解ある、あるいは持続的な、あるいは驚異的な額のご支援に心から感謝しています。
  また、福島市のNPO法人シャロームにも福島の多くの方々が「梅ドみ募金」を寄せてくださっています。非被災地の方々の募金で、と思っていたのですが、福島の方々の募金で支えられる結果となり、複雑な思いです。
  晩発性障害の明白な発症の時期まで、残された時間は3~4年に過ぎません。この期間にどれだけの準備をしておくか、それに全力を傾けたいと思います。今は、毎日が「待ったなし」の日々です。

  たとえば「漢方貼剤」ですが、今の私の能力では、ほかのことを放り出して「漢方貼剤」作りだけに集中して、ふらふらになるまで努力したとしても、一日で50人(4ヵ月)分しか作ることができません。一日も休まず、来る日も来る日も倦まず弛まず作りつづけたとしても、1年間で18250人(4ヵ月)分です。
  福島市と郡山市を合わせて約60万人ということから、一遍上人の「決定往生60万人」を思い出しました。
  私の今の能力を全開させて60万人分の「漢方貼剤」を作ろうとすれば、600000÷18250≒32.9、つまり、33年近くかかるのです。途方もない年月です。それとて、おそらく必要とする人びとの5分の1にも満たず、それも各々4ヵ月分に過ぎません。しかも、決定的なことに、33年を3~4年に短縮しなければならないという厳粛な事実が無限大の重量感をもって存在しています。
  人力の限りを尽くすしか道はないのです。


梅ドみ 3/28~7/05(火)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。また、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -174,102円   収入(梅ドみ募金)1,584,639円   支出(購入分)1,758,741円   
(内訳)味噌 2,400kg 711,200円; 梅干・醤油 270,179円; 十穀 24,549円; 無農薬(無化学肥料)玄米 30kg 12,900円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 453,606円; 漢方入浴剤・貼薬材料 33,285円、段ボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器など48,092円;運送費 182,330円(60回分)

(7/5・火) 第60便(段ボール3箱)
  内訳:①味噌20kg、100%ドクダミ茶2箱、徳用ウーロン茶4袋、徳用どくだみ茶2袋、すりごま10袋、青のり粉11袋 ②味噌20kg、徳用どくだみ茶4袋、徳用ウーロン茶2袋、カットわかめ小2袋、すりごま4袋、青のり粉5袋、会報「ジュノーさんのように」第117号・100部 ③味噌20kg、ニンジン24本、徳用ウーロン茶2袋、すりごま10袋、青のり粉7袋、会報「ジュノーさんのように」第117号・100部

中澤晶子さん、岡林巧子さん、平賀千恵さん、高山玲子さん、(株)カタログハウスさん、皿海碩さん、まちなか夢工房さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。 
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)


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JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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