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NO.144  双葉町からシャロームの叔母さんのもとへ避難して

NO.144
双葉町からシャロームの叔母さんのもとへ避難して
~「シャロームネットワーク」第140号(4月30日発行)より~

 3月11日の震災後、双葉町より後藤一成さん家族が二本松に避難してきました。
 自らが被災者でもある後藤さんですが、福島市に来ている被災者のために、シャロームのボランティア活動に参加するようになりました。
 参加直後は、戸惑いもあったようです。
 現在、シャロームスタッフであり叔母でもある神野(かみの)さんとともに、一生懸命活動しています。
 後藤さんに、活動参加後の感想を寄せていただきました。

     *   *   *   *   *   *  

 まずはじめに、自分も今回の大地震の被災者であることをお知らせいたします。
 3月12日の朝、避難所から自宅に戻ろうとしたときのことです。「原発から10キロ以内の地域からは、できるだけ早く避難するように」と、国からの緊急避難指示がありました。
 双葉町の住民は川俣町に行くようにとの指示でしたが、家族に高齢の祖父がいることもあり、叔母のいる二本松に向かうことになりました。
 その叔母がシャロームスタッフであったことがきっかけで、今回、ボランティアに参加することとなりました。

 叔母のところにお世話になってから1週間ほど過ぎたころでしょうか、「飯舘村に支援物資を届けるから一緒に来て」と言われました。
 当時、「なんで被災者のオレが?」と思いながらも、南相馬市と飯舘村に支援物資を届ける日々がつづきました。
 その後、シャロームUD センターの引越しの手伝いをしていたときに、叔母につい愚痴を言ってしまいました。
「ほんとうは、双葉の家の片づけをしたいのに、なんで被災者でもない人の手伝いをしなければならないの?」
 すると叔母が、
「双葉に帰れる見通しはないのだから、今やるべきことをやらないで、どうするの?」と。
 そのとき、自分の中で、何か強い、恥ずかしい気持ちに襲われました。
 それから約2時間後に、その日の作業を終了しました。
 作業が終わると、UDセンターの人たちに深々とお礼をされましたが、100%の自分で仕事をしてはいなかった……。
「いえいえ、どういたしまして」と返答したけれど、そこに、1日やりきったという満足感はありませんでした。
 そこで感じたのは、結局、どんな仕事でも、自分の持っている力を出し切れないと、ほんとうの達成感は味わえないということです。
 これからボランティアをするうえで、自分の心のあり方を考えながら、関わっていきたいと思います。
                                    (後藤一成)

(甲斐記:福島市のNPO法人シャロームって、こういう人たちの集まりなんですね。)

梅ドみ 3/28~6/28(火)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました(現在も継続中)。また、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫

残高 -271,740円   収入(梅ドみ募金)1,409,129円   支出(購入分)1,680,869円   
(内訳)味噌 2,220kg 662,600円; 梅干・醤油 270,179円; 十穀 24,549円; 無農薬(無化学肥料)玄米 30kg 12,900円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジンなど 434,562円; 漢方入浴剤・貼薬材料 33,285円、段ボール、フリーザバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器など45,364円;運送費 174,830円(56回分)

(6/26・日)第56便(段ボール3箱)
 内訳:①味噌20kg、徳用ウーロン茶4袋、すりごま2袋、カットわかめ小2袋、干しシイタケ4袋、会報第117号100部 ②味噌20kg、徳用ウーロン茶4袋、すりごま8袋、カットわかめ小2袋、ニンジン25本、タマネギ2個 ③味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、カットわかめ大2袋、青のり粉20袋、会報第117号50部

信岡賢一さん、内田千寿子さん、ありがとうございました。

みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。  
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、?飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。?妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。
(ネットや振替でジュノーの会に加勢してくださる方々、たいへん心強い思いをしています。感謝しています。)

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)


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ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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