FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NO.132 チェルノブイリ被災者 急性放射線症を克服、医療を拒否、野草を食べて生きる 「職場は、あの日爆発した4号炉から100メートルのところにありました」

NO.132
チェルノブイリ被災者 急性放射線症を克服、医療を拒否、野草を食べて生きる
「職場は、あの日爆発した4号炉から100メートルのところにありました」

 
 わたし、アルヒーポヴァ・リュドミーラ・フョードロヴナは1937年生まれ、ストゥルゴヴォの出身です。南ウラルのソ連で最も美しい地方で生まれたのです。プリピャチ市に来たのは1973年、ヌレク水力発電所の建設が終わり、夫がチェルノブイリ原子力発電所の建設に呼ばれたからです。
 夫とは離婚しました。
 息子のイーゴリは1957年生まれで、チェルノブイリ原発の視覚障害者、息子のアレクセイは1961年生まれで別の町に住んでいます。
 1986年4月26日、プリピャチでチェルノブイリ大惨事が起きたあの日、わたしは勤務予定日でした。職場の電気設備組み立て組織体は、爆発した4号炉から100メートル離れたところにありました。職場に行く途中でだれも私たちを止めてくれませんでした。女4人、男一人。いま生きているのはわたしだけです。
 長い間記憶をなくしていたので、自分に必要な書類をそろえる時期を失いました。だからもらっている年金は最低額です。わたしには被災者としての記録さえなかったのです。誰にも必要のない人間だったのです。
 みなは私が死んだものと思い、モスクワの病院に45日間入院して職場にもどってみると、泣く者やら、驚く者やら。けれど、どうすればいいのか、だれも教えてくれませんでした。もう仕事につくことはできませんでした。自分で体験していなければ、だれが理解したり同情したりできるでしょう。わたしはパニック状態でした。病気に慣れることができなかったのです。どれほどたくさんの病気が降りかかってきたことか。いま医者たちに、急性放射線病が治ったといわれます。でもわたしが生きているのは自分のおかげ。わたしの千里眼はたいしたものじゃありませんが、窮地を抜け出る方法がわかったのです。医療を拒否して体調よく過ごせるのは、いろんな本や血液型に適した食べ物など、たくさんのことのおかげです。
 わたしの食べ物は一年じゅう野草です。肉、パン、牛乳、古いジャガイモは食べませんし、11月の新しいジャガイモも食べません。安い野菜とごくたまに果物を食べるだけ。主食は野草の粉末入りカーシャ(おかゆ)。薬はだいぶ前から服用していません。薬草が病院の薬の代わりです。おいしくはありませんが、効果があります。こんなふうに暮らしています。夏の間に1年分の野草を蓄えておきます。わたしを救ってくれた緑の粉末を作ります。非伝統的な治療法を用いています。けれど、民間療法はとてもわたしの役に立っているのです。
(2010.4.12発行「ジュノーさんのように」第109号より)

(注:ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリの人びとの話は、悲惨さばかりでなく、人間の持つ大いなる可能性や尊厳についても、私たちに伝えてくれます。アルヒーポヴァさんのように、自分で工夫して生き抜いておられる方も決して少なくないような気がします。参考にしてください。医者の目と、生活者の目とでは、同じものを見ていても違って見えることがよくあります。)

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。  
  毎日1個の梅干し、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
  3月17日に文書による最初の呼びかけを行って以来、既に2ヵ月半以上になります。やっと、少し知られるようになった、という感じがしています。飯舘村や南相馬市からの避難者の方々の間からも次々と「梅ドみ」を求める声が聞かれ始めました。二本松市や近隣のJA婦人会の会報にも載ったそうです。各地で、発信元がジュノーの会であることをご存じないままに「梅ドみ」を勧めておられる方々も登場しておられるようです。恐れるだけでなく、積極的に「健康」を求めようという人びとが増えてきたことに一筋の希望を感じているところです。
 みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めないでしょう。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。 
 それにしても、福島市・二本松市・郡山市がすっぽりとチェルノブイリの強制退去地域(移住義務地域)に相当しているようです。妊婦さん、乳幼児、子どもたちの安穏な移住先をすぐに確保してください。また、大人も、生活費と住居の保障を政府と東電に求めて、段階的に移住してください。政府と東電は、年間1ミリシーベルト以上の地域の人々全員を安穏に移住させる義務があります。人間は(人工放射線)年間1ミリシーベルト以上の地域に住んではなりません。
 日本は、内陸部にあるチェルノブイリ(ウクライナ・ベラルーシ・ロシア)と違って、周囲が海です。放射能が比較的早く海に流れ出して、陸地の放射線レベルが下がる可能性があります。ですから、できる限り早く全員移住して、留守中の警備を政府にゆだね、放射線量の観測を続け、数年後くらいから線量の低下した地域から順に再び故郷での生活を復興させていく、という構想が描けます。しかし、人間の「いのち」の可能性を封じては、どんな未来への道も描けません。非被災地の都道府県と国と東電(全電力会社)が最低でも数年間、放射能被災地の人びとに住居と生活費を保証する、という懐の深い相互扶助を実現できるならば、これまでの失態を少しは補うことができ、日本に対する国際的評価も高まりを見せるでしょう。
 この国土と子々孫々の「いのち」のために、みなさん、ただ恐れているだけでなく、精いっぱいの対策を、一人ひとりの生活と体と心で、進めていきましょう。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
  郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」  口座名義はジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

梅ドみ 3/28~6/09(木)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、主として福島市内の避難所や避難者の方々にお届けしています。
 ≪ここに挙げるのは、購入分のみです。多くの方々が、自家製味噌、自家製梅干し(多量集まりました)、乾燥ドクダミ、無農薬玄米などを現物で提供してくださいました。また、府中味噌組合3社、ひろしま全農、マルシマ食品等、広島県内の製造・販売元の方々が、利益抜きの奉仕価格で特別に提供してくださっています。≫
 残高 -269,606円  収入(梅ドみ募金)1,088,362円  支出(購入分)1,357,968円   (内訳)味噌 1,740kg 533,000円; 梅干・醤油 231,850円; 十穀 24,549円; 無農薬(無化学肥料)玄米 30㎏ 12,900円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円; ドクダミ(茶)、青のり、ごま、塩、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、ワカメ、昆布、ニンジンなど 341,743円; 漢方入浴剤・貼薬材料 12,495円、段ボール、フリーザバッグ、テープ、はかり、やかん、瓶など36,281円;運送費 142,550円(44回分)

(6/09木)第44便(段ボール2箱) 内訳:
①味噌20㎏、自家製梅干し2袋、ニンジン約25本、ウーロン茶3袋、青のり1瓶 
②味噌20㎏、ニンジン16本、徳用ドクダミ茶2袋、ウーロン茶3袋、100%ドクダミ茶2箱、すりごま(黒)10袋

牧原さん、ありがとうございました。唐川さん、後藤さん、たくさんの自家製梅干し、ありがとうございました。

いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)



スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。