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NO.115 福島県出身の30代女性の手紙から

NO.115
福島県出身の30代女性の手紙から

 以下は、福島県出身の30代女性の方からいただいた手紙の一節です。
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避難するように家族や友人には伝えています。女性は避難できるならしたい人が多いのですが,男性がとても否定的です。「自分だけ助かろうとおもうのか!」福島県民らしく横のつながりをとても気にしてしまうようで避難できないようです。福島県産のものを子供に食べさせたくないというだけで「非国民」のように言われてしまうそうです。私の友人の一人は,旦那さんと毎日子供を避難させるさせないで喧嘩になっています。離婚の言葉もでるなどと聞くとがっかりしてしまいます。事故がなかったらこんな喧嘩もしなくてすんだのにと事故を恨むばかりです。
  また,私の年代(30代)だと家を買ったばかりの人が多く逃げられないようです。ローンのことを考えると避難したくてもできないと友人から言われました。
 両親も説得はしていますが,どうせ60代だから病気になってもいいと避難の話をすると不機嫌になり,話になりません。そして,私の知り合いは誰一人避難している人はいません。
  また,私は,避難できないならば,被曝を少しでもゆるめる(間違った表現でしょうか?)情報(梅ドみも含めて)を知って実践して欲しいと思い福島の親戚や友人に伝えていますが,友人何人かから不安をあおっているからやめてほしいと言われました。
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 本ブログNO.109「キエフからの通信(27)」、タチヤナ・ツィブリスカヤさんの助言が思い出されます。

 「もしあなたがたがそこにいらっしゃるのであれば、最も簡単な防御法を守ってください。
 外出を減らすこと、外出する時には白色の帽子かスカーフをかぶること、外出後は毎回服を着替え、脱いだ服はよく洗って何度かすすぐこと、靴も洗い、部屋では室内用の靴をはくこと、窓を閉め切ること。
 もちろんこのすべてを守るのは大変なことです。特に子どもにいい聞かせることはたいへんだと思いますが、根気よく辛抱強くあってください。
 あなた方の国はみなさんを無防備のままにしておくべきではありません。」

『アンネの日記』を思い出させます。締め切った屋根裏部屋で、息をひそめて隠れ住みます。外気に触れれば、たちまち命の危険が迫ります。一刻も早く救出して差しあげなければなりません。福島の人びとのうち最も用心深い人びとは、目に見えない秘密警察(=放射能)から救われる日を待って、「根気よく辛抱強く」暮しておられるのです。
 ローン返済等、個々のすべてのケースに対して、ただちに国がすべてを補償する。そのための莫大な出費は、国民全体の力で、何年かかっても何十年かかっても返済する。だから、年間1ミリシーベルト以上の放射能汚染地域からはすぐに全員(若者、子どもは必ず)避難してもらい、その地域の人びとの現在の資産を保全しながら、移住先の地域で新しく貢献していただく。十数年か数十年後に放射能汚染の程度が無視できるほどに軽くなったら、その除染の度合いにしたがって、かつての生活圏へ戻っていただく。――こうした施策がどれほど荒唐無稽な絵空事に見えようとも、この「荒唐無稽な絵空事」のほうがはるかに現実的な選択肢だったのだ、と気づく時がやがて来ます。
 有史以来の、先祖代々の土地・自然を半永久的に放射能汚染させただけでも古今未曾有の重大犯罪です。せめて、そこに住む人間の生命・遺伝子を傷つけることだけはこれ以上加速させてはなりません。
 しかし、国は依然として被災者の人びとを「無防備のままにしておく」ことを続けています。

本ブログNO.103「キエフからの通信(26)」、タマーラ・クラシツカヤさんの助言も思い出されます。

 「こんなフレーズがあります――ただ一人の人間を助けることによって世界を救うことができるのだ、と。
 住み慣れた我が家を捨てることがどんなにつらいことか、理解できますが、他の場所に移り住むことは、自分たちの健康、自分たちの子どもや孫の健康のためにすることなのです。被災された方々のまえには、いまつらい選択が待ち受けています。しかし、 次の世代のことを考えるべきです。」

タマーラさんは、本ブログNO.8「キエフからの通信(5)」では、次のように言っています。

 「直ちに避難して自分たちの子どもを救わなくてはなりません。成長期の身体へのほんのわずかな放射線の影響であっても、のちにさまざまな病気となって現れるかもしれないのです。」

今の今、私たちは、どうしたらいいのでしょうか。
 (つづく)


「梅ドみ」募金にご協力ください。「梅ドみ」とは、梅干し、ドクダミ、味噌のことです。
 ジュノーの会では、ヒロシマ、ナガサキでの被爆後、健康回復を果たした人々が試みた「民間療法」の中から、代表的な養生法をフクシマの人びとにお送りしています。それは、「梅ドみ=梅干し・ドクダミ(茶)・(府中)味噌」を中心に、すりごま(黒)、自然塩(天日塩)、だし昆布、ワカメ、かき葉、ほうじ茶、さらに、無農薬玄米などです。(梅干し・味噌・無農薬玄米については、各家庭からのご提供のほか、製造・販売元からも格段のご奉仕をいただいています。)
 放射能からは、まず避難すること。次に、こうしたヒロシマ、ナガサキの経験に学んで、直ちに「解毒」のための養生法を実践すること。一人ひとりが自分を守るためにできることは、まず避難し、次に、こうした「ヒロシマの知恵」を活用していただくことだと思います。


 ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
  郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
  口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
  通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。
  福島へ、梅干し・ドクダミ・味噌を中心に、「解毒」のための必需品を送ります。

梅ドみ 3/28~5/19   残高 -45,238円  収入(梅ドみ募金)957,632円  支出(購入分)1,002,870円
(内訳)味噌 1,200kg 387,200円、梅干・醤油 193,521円 、十穀 24,549円
    無農薬(無化学肥料)玄米 30㎏ 12,900円、無農薬(化学肥料半減)玄米 60kg 22,600円
ドクダミ(茶)、青のり、ごま、塩、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、ワカメ、昆布、ニンジンなど 239,067円
    段ボール、フリーザバッグ、テープなど17,763円、運送費 105,270円(29回分)
5/19・第29便(段ボール3箱)内訳……①味噌20㎏、徳用ドクダミ茶1袋、徳用ウーロン茶1袋、山出し昆布1袋、カットわかめ(小)2袋、かき葉4箱、すりごま(黒)7袋、青のり(瓶)8本、青のり(小袋)9袋。②味噌20㎏、徳用ウーロン茶6袋、カットわかめ(大)2袋、青のり(瓶)6本、瀬戸のほんじお3袋。③味噌20㎏、徳用ドクダミ茶6袋、かき葉1箱、カットわかめ(大)3袋、瀬戸のほんじお2袋、青のり(瓶)2本、すりごま(黒)1袋。

龍山さん、ありがとうございました。

いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)

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フクシマの方々へ
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目と耳をしっかり開けてよく見て、聞いてください!
自分と子どもを守る方法を真剣に考えて

どうぞ、自分の判断で行動してください。
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神奈川県の支援情報です
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f100598/
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Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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