スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

NO.228 東洋医学における「外邪」(≒放射能)

NO.228

 東洋医学における「外邪」(≒放射能)

 東洋医学では、「実体」としての細菌やウイルスを解明するという方向を辿るよりも、病気を引き起こす「機能」を診るという方法をとっている。
 その手段も、最新の医療機器を駆使して診断するというのではなく、医師自身の一千分の一ミリの精度を持つ「脈診」によって診断するのである。修行を積んだ医師自身の精妙な技量が決め手となる。

 そうした東洋医学の方法によれば、病気を引き起こす「外邪」は日本では一般に6種類の範疇に分類することができ、広島の十河孝博医師の経絡現象学では、独自の立場から、7種類の範疇に分類している。
 西洋医学的にみれば「実体」が確認された細菌やウイルスなどの外来微生物は数えきれないほど存在するが、東洋医学では、「機能」から見て6種類もしくは7種類に分類される「外邪」が、さまざまな条件下で、さまざまな働きを行うことにより、さまざまな病気を発生させていると見るわけである。

 今回の福島第一原子力発電所の事故では、この7種類の「外邪」のすべてが噴出し、汚染地域住民をはじめ、広く日本列島居住者全体を襲いはじめているものと懸念されている。現に、福島市渡利地区で採取された土を十河医師が経絡診断の方法で分析すると、この7種類の「外邪」すべてが含まれていることが判明した。
 原発事故による放射能は、7種類の「外邪」を一斉に噴出させ、人間に襲いかからせる、という恐るべき役割を担っているように思われる。
 7種類の「外邪」が同時に噴出するのであれば、それに触れた人間は、その置かれたさまざまな条件によって、ありとあらゆる病気を発症させても不思議はない。
 人間が「病気のデパート」にされてしまうのは当然である、と言わねばならない。

 なお、本稿では「全部で7種類の外邪が存在する」という観点から論じたが、その後の十河医師の分析によると、福島第一原発事故では全部で10種類の外邪が飛散したとのことである。
 新たに見つかったのは「燥邪(そうじゃ)」というもので、極めて乾いており、本来、日本のような湿った気候下には存在しない外邪である。
 その「燥邪」が3種類見つかったと十河医師は言っている。

 その10種類の外邪が、まず皮膚と粘膜の表層に付着して、それから次第に奥へ奥へと侵入し、さまざまな細胞、臓器に、千差万別の障害を刻していくのである。
 幸い十河医師による長年の治療実績の蓄積があるので、漢方貼剤を使用した「自己教育」による予防策と、気功等による「自然治癒力」の高め方を存分に内包した生活習慣の確立とによって、未来社会を展望することは可能である。        (甲斐記)
スポンサーサイト

NO.227 現象を現象のままに把握する力を

NO.227
 現象を現象のままに把握する力を
 
 放射能障害の表われは、「現象」である。
 その「現象」の奥に真実が存在すると考え、「現象」の背後に科学のメスを入れて、病因を究明し、普遍的な治療法につなげていくのが現代医学の方法であると言えよう。それはまた、「一科一科の学」としての特質も持っている。

 しかし、それら「一科一科の学」を統一して、多岐にわたる放射能障害のすべての病理現象を明らかにし、そのエビデンス(証拠)に基づいてそれぞれの放射能障害に対して的確な治療方針を打ち出すというのは容易なことではない。
 その治療方針が決定される以前に、ほとんどのヒバクシャの命が尽きていたということにもなりかねない。

 だから、私は、放射能障害に立ち向かうには、現代医学とは別のアプローチが必要だと考えてきた。
 「現象の背後にある原因・メカニズムを解明することで治療指針を得る」という方法ではなく、「現象を現象としてそのままに把握する」という方法こそが放射能障害に対しては有効だろうと思うのである。
 現代医学の方法が、原因究明に向かって深まりゆく、いわば垂直的な構造を持っているとすれば、現象をありのままに見て、症状の広がりを広がりのままに把握する、いわば水平的な構造を持つことが必要だと思うのだ。

 「機能」としての「現象」を把握し、人生の苦痛を軽減させるための可能な限りの方法を試みながら、定期検診制度を確立させ、「実体」の把握に努め、やがては普遍的な治療法を確立する、というのが、求められているコースであると思われる。
 科学的探究においては、湯川秀樹の中間子論から昨今話題のヒッグス粒子に至るまで、まず「機能」による予見があり、長い探求の後に「実体」の発見がある。放射能障害に関する追求も同様の経過を辿るべきものと思われる。                (甲斐記)

NO.226 風邪が引き金になります! ~「ジュノーさんのように」第124号(8月12日発行)【編集後記】~

NO.226
風邪が引き金になります!
~「ジュノーさんのように」第124号(8月12日発行)【編集後記】~


【編集後記】
 チェルノブイリ被災者からよく出てきた言葉の一つが、「私は病気のデパートです」。被災者自身の実感では、原発事故によって発症するのは、まず「病気のデパート」現象で、その後、がんが脅威となってくる、という順番です。▲「がん以外は放射能障害ではない」という妄言が、一部の専門家たちによる意図的な誘導からか、広がっているようです。だまされないでください。▲「治療と養生の旅」を用意しています。「ぼくは初めてヒバクシャらしいヒバクシャを診たよ。広島の被爆者は原爆手帳を持ってるけど、実際はもうほとんど放射能は残っていないんだ」――福島の人を診察された後、十河孝博先生の口から出た言葉です。これがほんとうの現実です。▲フクシマのみなさん、早くジュノーの会に連絡してください。今冬は特に注意が必要です(12頁のマーニさんの例からも)。風邪が引き金に。早く予防を!(甲)



 「ジュノーの日」の集い のお知らせ
    日時: 9月9日(日) 午後1時半~4時半   
    場所: 広島県府中市文化センター3階第2会議室    
          (府中市府川町70 ℡0847-45-6000)

  ○ 府中市立第一中学校のとりくみ~『ジュノーさんのように』第6巻のころ~(竹本正美)
  ○ 今冬が心配~福島の被曝の現状~(甲斐 等)

NO.225 被曝は広範囲の地域に広がっている。すぐに予防を!

NO.225
被曝は広範囲の地域に広がっている。すぐに予防を!

 「治療と養生の旅」、始まっています。
 去る7月21日(土)には、福島出身の避難者の方を広島の十河孝博先生(十河医院、経絡現象学)に診ていただきました。
 福島市→仙台市→山形県→岡山県という経路を辿って母子避難しておられる母(39歳)と2人の子どもたち(9歳と11歳)、福島県から秋田県に母子避難しておられる母(30歳)と子ども(9歳)、の2家族5人です。
 十河先生の丁寧な診察により、5人とも初期の被曝の段階にあることが確認されました。幸い、全員がまだ軽い段階なので治療は容易なのですが、そのまま放置しておくと数年後に何らかの病気が発症しても不思議はないと思われる状態でした。この方々の経緯を見ると、同様の被曝状況が東北~関東一円に既に一般的に広がっていることが懸念されます。
 みなさん、明日と言わず、今日から、すぐに予防に努めてください。自分自身の放射能障害の発症を未然に防ぐこと、そのこと自体が、世界に対する第一の貢献です。  (甲)


以上、会報「ジュノーさんのように」第124号(8月12日発行)の第1頁に収録されているものを掲載しました。第124号の発送は8月31日にほぼ完了しました。完成から発送終了まで20日近くかかっています。
第124号は完成後の13日と14日に印刷が完了したものの、15日に福島→秋田の母子を迎え、17日(土)に十河医院での治療、18日(日)には「勉強会」、その後もアヤ・ドメーニクさんの映画撮影などが入り、その間隙を縫って貼剤作り、各地からの問い合わせへの返信(遅れてまことにすみません)、名簿の整理等々を行いながら、会報折り曲げ→貼剤の同封→会報送付を行いました。そのため超多時間を要してしまった、という次第です。
そして今は、少なくとも4人の人への返信を後回しにさせていただいて(ゴメンナサイ!)、『ジュノーさんのように』初稿の仕上げを行っているところです。今日中に初稿を完成させ、而立書房に送ったら、すぐ返信等に着手しますので、待っていてください。
心身にただならぬ不調を覚えてジュノーの会に連絡をとってこられた方々に、心ならずも、すぐには返信して差し上げられない場合もあります。その節は、どうかお許しください。遅れても、必ず約束は果たします。(甲斐 等)

NO.224「ヒロシマ治療・検診ツアー」のフクシマ版が始まっています!

No.224
「ヒロシマ治療・検診ツアー」のフクシマ版が始まっています!

諸事多難・超多忙のためブログが停滞していて申し訳ありません。
しかし、ブログが停滞しているのは、活動が停滞しているのを意味しません。活動の展開に対して発信能力が追い付いていかないからだとご了解ください。

間に合わせのような形で恐縮ですが、会報「ジュノーさんのように」第123号(6月27日発行)の【編集後記】を紹介します。少しだけでも事情をご理解いただければ有難く思います。

ところで、この会報、発送だけにも約1週間かかりました。パソコンで打って、何度も公正を行い、印刷します。そして、折り曲げて、ミニレターや貼剤を同封して糊付けをし、発送する。印刷終了後の折り曲げ開始時点から発送終了時点までだけで約1週間です。
手作業は手間暇がかかります。持続的に作業に習熟して下さるボランティアの方は居られないものだろうかといつも夢見ていますが、夢はしょせん叶わぬものでしょうか。「持続」「習熟」というハードルが高いのでしょうね。

【編集後記】
 ここのところ急にいろいろな動きが出てきた。会報発行がいつも以上に大幅に遅れて申し訳ないが、本当に毎日精いっぱいだ。▲ストレスのせいばかりとは言い切れない事例が各地で頻発している。皮膚疾患、下痢、だるさ、頭痛、吐き気、発熱、咽喉の痛み、関節痛、歯がボロボロ、集中力の低下等あらゆる症状が一斉に発生している印象があり、チェルノブイリのときとそっくりだ。各地から幼い子どもを持つ若いお母さんたちの悲鳴が連日のように届く事態となった。▲「梅ドみ」「気功」「漢方貼剤」とともに、かつてチェルノブイリの子どもたちに実施した「ヒロシマ治療・検診ツアー」のフクシマ版を始めなければならない状況である。またもや、特に資金面に関して苦しい日々が続くが、やむを得ない。幸い、「ヒロシマ~道後温泉 治療と養生の旅」が準備できている(本誌18頁)。心強い。この20年、ジュノーの会も経験を積み、力を付けた。やってみよう。▲既に5月にシャロームから2人来られた。7月には、福島から秋田に避難中の母子と、岡山に避難中の母子が広島で治療を受けることになっている。秋田の若いママは口唇ヘルペス、頭痛、発熱に悩まされたうえに、後頭部の頭髪がゴソッと抜けた。静岡の市民が交通費をカンパして、広島・十河医院での治療が実現することになった。皆さん、ありがとう。▲窮民化が進むだろう。救民の態勢づくりが急務だ。助成金に頼らず、自力で継続しなければならない。▲閑話休題。十河先生によれば、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶は体を温めるのでOK。緑茶は体を冷やし抗がん性もないのでお勧めできない。コーヒーはやめたほうがいい。(甲)
プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。