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NO.197 「気」を考えるⅠ‐2

NO.197
「気」を考える Ⅰ-2
(甲斐 等 2011.12.15発行「中井正一研究会会報準備号」第109号より)

(間の口上)帯津良一先生が本年2012年4月28日に福島市で講演と気功指導を行ってくださることになりました。
 「気・き」は中井正一や九鬼周造の美学理論にとっても重要なテーマですので、その方面からの考察も加味していただければと思い、ざっと覚書を記しました。お読みいただければ有難いです。危機の最中にあってこそ、じっくりと、奥深い考察を続けていくことが大切だと私は考えています。とくに、丹田に意識を集中させて深い呼吸を心がける、というような基本的な生活の在り方を、どうか忘れないでいただきたいのです。大事なことは、ほんとうに基本的なよいことを実践し継続することなのだ、と思います。
 
(NO.196よりつづく)
 私たちは、「気」をどのようなものとして意識してきたのだろうか。そのことを、中井正一の考察の足跡をたどって、日本および日本語の側から考えてみることにしよう。
 中井正一の「気(け、き)の日本語としての変遷」によれば、記紀万葉等に「気」なる言葉が姿を現わす場合、二つの現れ方がある。
 第一は、「漢字でありながら、その意味を取って日本語にあてはめた用い方」である。 
神気(かみのけ)煙気(けぶり)酒気(さけのけ)気吹(いふき)〔古事記〕、烟気(けぶり)気(いきおい)気息(いき)気力(きのちから)深気(こころばえ)意気(こころばえ)〔日本書紀〕、気(いき)〔万葉集〕等である。
 第二は、「日本語の子音に、支那語音としての『気』をあてはめて、純粋に音韻としてあて字した用い方」である。万葉集に見られる「たびのけに」「け長く」「長きけに」「けの此頃は」「けならべて」等の言葉の「け」にあてられた「気」の字などがそれで、普通この言葉は「時間の推移を表現する」意味を持っている。但し、これとよく似た意味の「日にけに」の「け」は大部分「異」の字があてられ、「家」が用いられている例と、「殊」の字が用いられている例もほんの僅かある。橋本進吉博士によれば、「異」と「家」は今の「け」に似た音で、「気」と「食」は他の母音と混じた不明の母音をもつ子音であって、異なった発音系統の、異なった意味をもつものとなる、とのこと。
 中井さんによれば、一般に「気」という字は、「き」の語群、及び「け」の語群の両方にあて字されることから、「気」の字はiとeとの二つの音の中間音と思われる未知の特殊音をもっていたのではないかとも思われる。つまり、漢字の「気」はそうした複雑な音をもっていて、日本語のその音に似た語群にあてはめられたのではないかと思われるのである。
 「気」は上代及び中古においては、「き」よりもむしろ「け」の音に採用されていた模様である。

 以下、引きつづいて、中井さんの「気(け、き)の日本語としての変遷」を見ていこう。
 中井さんによれば、「気」が日本語として意味をもってくるのは、「物語」に表れる「けしき」「気色」という言葉からである。これは、漢字の「気色」すなわち「人の態度、顔色、それより来る自然の描写等を意味する言葉」の日本語化と考えるべきである。「気色」は「けしき」と発音する。「気」は「け」なのである。
 『源氏物語』においては、「けしき」と「気色」には意味の差は認められない。
 「けしき」の仮名遣が姿を消して、新たに「気色して」という用法が始まるのは、源平時代以降である。「人々の面前で、見られていることを意識して、威容を整えるこころもちを表現する言葉」である。やがて室町時代の仮名文字では「きしょく」と読まれるようにもなる。
 このように「気」が「け」から「き」になっていくには、中国との文化交流の進展によって、中国の学芸が大量に日本に流入してきたという事情が関係している。朱子学が伝えられ、南朝知識人が朱子学に傾倒したことは日本文化に大きく影響した。『神皇正統記』は朱子学そのままの再現として「気」の意味を展開しており、『太平記』は新たに日本語として、「気」という言葉を使っている。後者の場合は、宋学の理気の説を受けるとともに、仏教用語にも関係している。「気」は「機」という仏教語と交流することで、新たな語感を獲得したと言える、と中井さんは言っている。「気」はもはや「け」の音韻のもつ意味群から脱落して、「き」の音韻のもつ意味群の中に入り、意味のうえでも画期的な変革を遂げたのである。
 『秋月物語』で初めて「きつかひ」という言葉に出会うが、これは近代的な意味での「意識」の出現を証するに足る言葉である。「きつかひ」という言葉はすでに個人の意識を反省している。

 江戸時代に入ると、朱子学、陽明学の浸透により、「気」は基本的変革を遂げていく。そして、さらに、それら学派の用語が町人の中に入ることによって、新たな意味付与、意味創造が起こってくる。
 中井さんは、この時代の「武士より町人への語彙流動」を考察するにあたって、中江藤樹、熊沢蕃山、山鹿素行、貝原益軒から用例を集め、「町人の普通やりとりしている言語」については、春陽堂発行の近松門左衛門全集からカードを作成して、「町人の普通やりとりしている言語構造の中に如何なる『気』に関する変革が起っているか、そして、武家のこれまでの語彙が如何なる形に於て継承されているか」を見いだそうとしている。
 ここで中井さんは、「武家のこれまでの語彙」を示すものとして、貝原益軒の「朱子、陽明学派的用法、又、老荘の形而上学的体系を背景としたる、多く血液の循環及び呼吸と血液との関係、それらと過敏症との関係等、医学的なことを加味したる修養法として述べられているもの」から用例を抜き出し、近松門左衛門の「町人の普通やりとりしている言語」と対比している。
 貝原益軒から中井さんが引いた用例には次のようなものがある。
「気へりて、又、気のぼる。甚だ元気をそこなふ」(養生訓)
「怒れば気上る、喜べば気緩る、悲しめば気消ゆ、怒るれば気めぐらず、寒ければ気閉づ、暑ければ気泄る、驚けば気乱る、労すれば気へる、思へば気結ると云へり。百病は皆気より生ず。病とは気やむなり。故に養生の道は気を調ふるにあり。調ふるは気を和げ平かにするなり。凡そ気を養ふは、気をへらさざると、ふさがざるとにあり。気を和げ平かにすれば此二つのうれひなし。」(同)
「養気の術、つねに腰を正しく据ゑ、真気を丹田にをさめ集め」(同)
「人の腹中にある気も天地の気と同じ。されども腹中の気は臓腑にありて旧くけがる。天地の気は新しくして清し。」(同)
「臍下三寸を丹田と云ふ。腎間の動機こゝにあり。難経に、臍下腎間動気者、人之生命也。十二経の根本なりといへり。」(同)
 中井さんが集めた近松門左衛門の用例のうち、数の一番多いものが「気遣(つかい)」で271個、次いで、機嫌が208個、気色(けしき)が142個、気色(きしょく)は100個である。一方、貝原益軒の益軒十訓では、「気遣」が3例、気色(けしき)、気色(きしょく)はともにゼロであった。「気が付く(付かず)」は近松が21例、益軒は0例。「気も付かず」は近松が14、益軒は0。「気を付け」は近松が69、益軒は0。「気にかかる」は近松が21、益軒は0。「気を揉み」は近松が12、益軒は0。「気を砕き」は近松が6、益軒は0。「気にさはる」は近松が3、益軒は0。「気が進む」は近松が1、益軒は0。「気を廻す」は近松が2、益軒は0。「気をめぐらし」は近松が0、益軒は27。「気を配る」は近松が8、益軒は0。「気を兼る」は近松が3、益軒は0。
 逆に、「元気」は近松が4、益軒は131、「血気」は近松が18、益軒は64、「気質」は近松が13、益軒は41である。
 町人の語彙の場合、「最も軽く事象が意識の抵抗を感じる場合」に「気にさはる」と表現する。一方、益軒の場合、「『気』は医学的な血行その他の円環的順行が陰陽の二気の形而上学的な図式の中で進行して、それが疎外される場合、『気に障る』のである」。町人の場合には、こうした益軒のような図式はもはや頭にない。
 明治大正昭和の日本語の言語構造の基礎は「この近松語彙をさほど遠く離れるものではない」、と中井さんは言っているが、このようにして意味が拡延した結果、今の日本語の「気」という文字には、「捉えどころのない心の動きや感情、雰囲気を表すことが多い」のである。貝原益軒や白隠禅師は、本場中国の「気」をそのままに近い意味合いで理解していたかもしれない。
 帯津良一先生の気功が、八光流柔術と調和道丹田呼吸法から始まっているというのは意味があると思われる。さらに白隠禅師の「内観の法」と「軟酥の法」である。これらは「本場中国」の「気」に近いのだろうか。
 ところで、「調和道丹田呼吸法」は真言宗智山派の僧侶・藤田霊斎が白隠禅師の「夜船閑話」に学んで編み出したもので、「岡田虎二郎の岡田式静坐法とともに天下の人気を二分し、一世を風靡した」(佼成出版社、帯津良一『白隠禅師の気功健康法』161頁)とのことだが、足利浄円さんは一方の「岡田式静坐法」の実践者であり、中井さんはその浄円さんから「坐」の手ほどきを受けたようである。浄円さんの『「坐」岡田式静坐健康法』によれば、「岡田先生の坐は、閉目端坐、姿勢を正し、呼吸を正し、ただ丹田を充実せしむるだけである」。「本場中国」の気功に「三線放松功」がある。「三線放松功はまったく身体を動かしません。坐位あるいは臥位で、身体の前・後・横に縦に走る線を想定して、これを上から下に向かって弛めていき、最後に臍下丹田に意念を集中して終わるという、イメージが主体の典型的な静功」(帯津、前掲書)である。共通するものがあるように思われる。
 中井さんはボート部の体験をもとにして「スポーツ気分の構造」などの論文を書いたが、「気(け・き)の日本語としての変遷」も「坐」の体験をもとにしているのではないだろうか。足利浄円の呼吸法である「岡田式静坐法」も気功の一種として追体験してみる必要があるように思われる。
 帯津良一先生の新呼吸法「時空」を練功することは、宇宙と向かい合う自分をイメージすることでもある。それは同時に、「宇宙は唯一実在の唯一活動である」(西田幾多郎『善の研究』)という日本の哲学の大道を遡求することにもつながるだろう。フクシマを我々自身として生きていくためには、これまでこの列島において試みられたすべての良き営為を甦らせなければならないのである。

梅ドみ 2011.3/28~1/27(金)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 他の地域・団体のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできるようになってきたと思ったら、グッド・タイミングで、各地の避難者の方々からの連絡が相次ぎはじめました。
 相変わらずの牛歩ですので、お応えできる容量と速度に限りはありますが、放射能被曝を心配されている方々からの直接のご連絡にはできる限り対応させていただきます。「駆け込み寺」は駆け込んできていただいてはじめて「駆け込み寺」としての働きもできるのです。
 直接、府中味噌組合等に連絡をとられる方々も出てこられたようです。自主的な動きが広がること、大歓迎。「梅ドみ」に代表される、「解毒に有効な食品」について、ある程度お伝えできたのかな、と少しだけホッとしています。各地、各方面で、さまざまな形で、フクシマ・ヒバクシャの方々に、解毒のための食品をお勧めください。
 ジュノーの会では引き続き福島に「梅ドみ」をお送りし続けるとともに、「入浴剤」「漢方貼剤」の作成・発送に力を入れます。
 全国のみなさんからのご支援・励まし・賛同に心から感謝しています。
 有史以来の大ピンチ。いつも前を向いて、自分たちの歩んだ足跡だけを数えて、肯定的に生き抜きましょう。チェルノブイリ原発の都市プリピャチ市の元市民が集うチェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」(ジュノーの会の長年の相棒です)の合い言葉は「楽天主義」。ユーモアあふれる雰囲気がその絆の原動力となっています。

残高 -295,467円  収入(梅ドみ募金)4,555,019円   支出(購入分)4,850,486円   
(内訳)味噌 5,249kg 1,480,430円; 梅干・醤油 1,138,963円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジン等 1,259,234 円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトル、封筒、カッターマット、クールボックス、保冷剤、スプレーなど 163,395円;運送費(+郵送費+一部交通費等) 524,581円(157回分)

(1/19・木)第155便
 内訳:(1)味噌20㎏、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋  (2)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)2袋、自家製ドクダミ茶(内田千寿子さん)4袋  
(1/24・火)第156便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒) 3袋 (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒) 3袋 (3)クール便:入浴剤40本、カットわかめ(小)4袋
(1/26・木)第157便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)5袋、すりごま(黒) 2袋 (2)マルシマ梅干し2ケース、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶2袋、カットわかめ(小)3   袋、すりごま(黒)2袋、赤穂の塩3袋、しいたけ4袋
  
     
纐纈好子さん、奥平あつこさん、岡本マスエさん、岡本勢一さん、小山恵水、晟嬉さん、安東善博さん、青木世志子さん、汐先裕美さん、佐藤文香さん、内田千寿子さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、①飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。②妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)
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NO.196 「気」を考える

NO.196
「気」を考える
    (甲斐 等 2011.12.15発行「中井正一研究会会報準備号」第109号より)


 帯津良一先生が来年4月(注:本年2012年4月28日です!)、福島に行ってくださることになった。講演と気功である。 
 私は、フクシマ・ヒバクシャの自然治癒力を高めるために、1年間ほどの準備期間を経た後には帯津先生を福島にお呼びしたいと考えていた。「1年間ほどの準備期間を置いて」と考えていたというのは、とても今すぐに福島に行っていただけるような状態ではないと思っていたからである。今の福島は、いろんな考え方の人びとがそれぞれに一生懸命になっていて、「未来」を真正面から見据えての活動というのは、なかなか真贋を定めがたいところがある。
 しかし、福島の人たちが帯津先生に来てもらいたいと思っているということが伝わるや、先生は即座に福島での講演会実施を快諾されたのであった。来年の4月、ただ1日だけ予定が空いていたとのことで、その日に日帰りできることだけが条件である。
 期日まで5ヵ月足らず。気功を日常の習慣として自らに定着させるには、決して充分な時間ではないが、この機会に、より多くの福島の人びとが帯津良一先生の姿に触れ、気功に親しんで自然治癒力を高める方向に進んでくれたら、と心から願っている。そのために、私も、日常的に、持続的に、気功を生活の中に取り入れていく人生をスタートさせようとしているところである。

 ところで、改めて問いかけてみよう。
 気功(きこう)とは何だろうか。
 また、気(き)とは何だろうか。
「気功は3000年以上の歴史を持つ中国の養生法です。体を張って狩猟や農耕に取り組んでいた人々が、疲れを癒すために伸びをしたり、深い呼吸をしたりしたのが始まりであるとされています。」(海竜社、2011年10月刊、帯津良一『長生きしたければ朝3時に起きなさい』138頁)
 同書によれば、これは「導引吐納」と呼ばれる呼吸法で、「導引」とは「体を動かして経絡をゆるめること」であり、「吐納」とは「体内を巡った古い気を吐いて、外界から新しい気を吸い込むこと」であるが、この「導引吐納」は長い年月の間に実に多くの流派を生んできた。
 そうした歴史的経過を経て、1950年代に劉貴珍という人が、これらのすべてを「気功」という名称で括ろうと提案し、それが受け入れられたことが今日の「気功」という名称の始まり、とのことである。したがって、「気功」という呼称自体は比較的最近のものである。「気功」の定義は「正気を養うことを主たる目標とする自己鍛錬法を、気功と呼ぶことにする」というものであり、これも劉貴珍の提案どおりに受け入れられた、とのことである。
 気功は3000年の歴史を持つ「導引吐納」の諸流派すべてを含み込んでいるが、名称自体は新しいのである。

 では、気功にはほんとうに医学的効果があるのだろうか。
 これも十分な科学的根拠のある療法としては認められていない。気功の基本である「気」自体が何であるのかさえ、まだ解明されていないのである。エビデンス(科学的根拠)を求めるのは無理というものだ。
 しかし、帯津先生の言によれば、
「気功を取り入れた医療の現場に身を置く者として、気功はたしかに自然治癒力を高めるための武器になる、言い換えれば生命場を整えるための養生になることを実感しています」(前掲書139頁)
 とのことである。

 では、「気」とはなにか。
 これは、前述のように、まだ解明されていないのだから、「気とは○○である」と答えることはできない。
 帯津三敬塾クリニックの気功講師でもある鵜沼茂樹氏は、「一種のエネルギーと考えてください」と述べて、日本語の「気」と本場中国の「気」の違いについて、次のように書いている。(エクスナレッジ、2010年8月、帯津良一・鵜沼茂樹『ときめき養生訓』)

 ――「色気・気配・気楽・根気」「気を使う・気を落とす」など、私たち日本人がよく使う言葉に含まれる「気」という文字には、捉えどころのない心の動きや感情、雰囲気を表すことが多いものです。
   ところが、気功の本場中国で使われる「気」という文字を含む言葉はもっと実体をもったものとして捉えられています。中国でよく使われる言葉をあげると「天気・地気・気韻・腎気・営気、衛気」などがあります。日本で使われる言葉もありますが、中国では自然現象や医学などさまざまな領域で使われています。
   中国では、あらゆる存在そのものの根源的な構成要素であったり、働きであったり、エネルギーを「気」という文字で表します。つまり、中国人にとって「気」は情緒的なものというより物理的なものといえるのです。
   この違いを認識しておくことは、気功を始める際には役に立ちます。「気」は物質であり、エネルギーであると捉えると、気功トレーニングに対する姿勢も変わってくるのではないでしょうか。――

 この問題は、中井さんの論文「気(け・き)の日本語としての変遷」が明らかにしたものと重なり合っている。と同時に、「気功」が、西田幾多郎や中井正一の「宇宙」や、九鬼周造の「いき」や、中井さんの「気(け・き)」、「主体性―subject―」など、日本文化史・精神史上の重要な問題と密接に関係していることも示唆してくれている。また、帯津先生の気功はベルグソンの「生命の躍動」(エラン・ヴィタル)とも親近性をもっているので、その意味からも興味深いものがあると言えよう。(つづく)

 付記:
 昨今、『養生訓』では貝原益軒の名が大きくクローズアップされています。そのこと自体に別段異論があるわけではないのですが、私たちは、貝原益軒のみならず、三浦梅園、華岡青洲、吉益東洞、安藤昌益……と、ちょっと思い浮かべるだけでも大変な医学者・医学思想家を、私たちの文化の先達として持っています。(あ、いけない、今こそ、広島の吉益東洞とならんで第一番目に力強く思い出されなければならない名前を忘れていました。一関の建部清庵です。……いや、もっともっと多くの名前をカットし過ぎていますね。どうかお許しあれ。)
 私が3月12日、福島の未来を予測して、まず最初に眼前に浮かべた光景の一つは、悔しいことに、森鴎外の『渋江抽斎』の中の奥州行のくだりでした。この列島は、140年ほど前にも、壮大な「民族と文化の大移動」を経験しているのです。そして、140年前のときの大移動の特徴の一つは、この日本列島の主要な文化潮流が、徳川250年の「平和」の中で華岡青洲や吉益東洞が切り開いた文化的蓄積を継承する道からはずれて、欧米列強の「戦争」を母体とする新興文化のほうに流されていったことだったでしょう。「平和」の中で育った医学よりは、「戦争」の中で育った医学のほうが、内戦状態の日本列島にはふさわしく思われたのでしょう。
 今、私たちは、改めて自らの身体・精神を考察し、本来の健康をはぐくむ潮流を再興しなければ、もはや先には進めない、そんな「時の時」を迎えているような気がします。放射能災害に当たって、できる限り先人の知恵に学んで、私たち一人ひとりが「健康への道」を歩むこと。そのための素地はしっかりとこの列島の文化の根に息づいてきているはずです。

 理屈はここまでにしましょう。
 自然治癒力を高めるための生き方を、帯津良一先生の気功を手掛かりにして、求めて行ってください。健常者、身障者、大人、子ども、老年、若者、少年も少女も、女も男も、誰でも一緒に実践できる気功です。なにはともあれ、まず、はじめてみましょう!

梅ドみ 2011.3/28~1/16(月)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 他の地域・団体のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできるようになってきたと思ったら、グッド・タイミングで、各地の避難者の方々からの連絡が相次ぎはじめました。
 相変わらずの牛歩ですので、お応えできる容量と速度に限りはありますが、放射能被曝を心配されている方々からの直接のご連絡にはできる限り対応させていただきます。「駆け込み寺」は駆け込んできていただいてはじめて「駆け込み寺」としての働きもできるのです。
 直接、府中味噌組合等に連絡をとられる方々も出てこられたようです。自主的な動きが広がること、大歓迎。「梅ドみ」に代表される、「解毒に有効な食品」について、ある程度お伝えできたのかな、と少しだけホッとしています。各地、各方面で、さまざまな形で、フクシマ・ヒバクシャの方々に、解毒のための食品をお勧めください。
 ジュノーの会では引き続き福島に「梅ドみ」をお送りし続けるとともに、「入浴剤」「漢方貼剤」の作成・発送に力を入れます。
 全国のみなさんからのご支援・励まし・賛同に心から感謝しています。
 有史以来の大ピンチ。いつも前を向いて、自分たちの歩んだ足跡だけを数えて、肯定的に生き抜きましょう。チェルノブイリ原発の都市プリピャチ市の元市民が集うチェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」(ジュノーの会の長年の相棒です)の合い言葉は「楽天主義」。ユーモアあふれる雰囲気がその絆の原動力となっています。

残高 -329,539円  収入(梅ドみ募金)4,434,383円   支出(購入分)4,763,922円   
(内訳)味噌 5,129kg 1,448,030円; 梅干・醤油 1,113,411円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジン等 1,241,124 円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトル、封筒、カッターマット、クールボックス、保冷剤、スプレーなど 160,463円;運送費(+郵送費+一部交通費等) 517,011円(154回分)

(1/11・水)第153便
 内訳:(1)味噌20㎏、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋  (2)クール便:入浴剤40本、会報120号30部  
(1/16・月)第154便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋 (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(小)4袋、すりごま(黒)3袋 (3)梅干し2ケース、100%ドクダミ茶2箱、徳用ウーロン茶2袋、赤穂の塩3袋、自家製ドクダミ茶7袋(内田千寿子さん)  
      
今中哲二さん、秋山利江子さん、小田富美子さん、仲井京子さん、田中佳子さん、武藤愛子さん、徳弘もゆるさん、海老沢とも子さん、川高節子さん、橋本季美さん、岡本勢一さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、?飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。?妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)

NO.195 坊ちゃん電車と道後温泉がフクシマの人たちを待っています

NO.195
坊ちゃん電車と道後温泉がフクシマのみなさんを待っています
~愛媛県松山市の住民がおもてなしをします。家族みんなでおいでください~

ジュノーの会では、かねてより、避難→解毒と免疫力強化→全科無料検診・治療制度の確立、という筋道に従って進んでいただくよう訴えてきましたが、このほど、四国松山の道後温泉の人びとがフクシマの人びと(必ずしも福島県だけではありません)のための「おもてなし」「お接待」を始めてくださることになりました。
「おもてなしの宿(道後)in 松山7日間」
四国到着後の滞在費・移動費はすべて四国の方々が便宜を図ってくださるそうです。

1億人の力で500万人を支えるためには、全国に1000ヵ所くらいの保養地が必要です。
日本最古の、第1番目の温泉は道後温泉ですが、その道後温泉の住民の方々が、今また、原発事故被災者の第1番目の保養地として、「おもてなし」「お接待」の名乗りを上げてくださったわけです。
夏目漱石の「坊ちゃん」に登場する熱血漢・山嵐は「会津っぽ」。約115年の時を隔てて、現代フクシマの山嵐のみなさんが、また四国松山においでるぞなもし。
坊ちゃんと山嵐の再会が見られそうですね。今度こそ、赤シャツや野だいこを退治したいものです。

この計画の根底には、「正岡子規」が生きています。
松山だけでなく、内子の人びとも参加してくださると聞いています。
正岡子規、夏目漱石、大江健三郎という方々の加勢が得られるかのようです。

以下に、道後住民有志の方々からの手紙を紹介します。混乱を避けるために、当面はジュノーの会と福島市のNPO法人「シャローム」が道後のみなさんへの連絡役を務めさせていただくと思います。
さまざまな困難を抱えておられるフクシマの方々(福島県人とは限りません)、あきらめないで、ご連絡ください。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *  

   おいでんか、四国道後温泉へ
     ――フクシマのまだ見ぬ人々への手紙――

 おもてなしの宿(道後)in 松山(四国愛媛県)7日間(予定)
     ~松山や秋より高き天守閣(子規)~

 フクシマの人達を愛媛県松山市に招いて、ゆっくりと静養していただくという計画を立てました。
 四国の人々には、お接待の風習があります。「7 days in 松山」として、フクシマの人々をお迎えしたい。 
 松山から見れば、福島はとても遠い遠い国です。でも松山へぜひお越しください。お待ちしています。 
坊ちゃん電車で20分ほどゆられていくと、もうそこが道後温泉です。温泉のすぐそばが今日の宿です。
 資金(予算)・おもてなし・日程・交通手段・観光内容などは後日提案させていただきますので、よろしくご検討ください。

 2012年1月吉日
 発起人 道後住民有志 
 代表 岡本勢一

  *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   

梅ドみ 2011.3/28~1/10(火)
 福島市のNPO法人シャロームと連携して、フクシマの被災者の方々にお届けしています。
 他の地域・団体のフクシマ・ヒバクシャの方々からのご要望にもお応えできるようになってきたと思ったら、グッド・タイミングで、各地の避難者の方々からの連絡が相次ぎはじめました。
 相変わらずの牛歩ですので、お応えできる容量と速度に限りはありますが、放射能被曝を心配されている方々からの直接のご連絡にはできる限り対応させていただきます。「駆け込み寺」は駆け込んできていただいてはじめて「駆け込み寺」としての働きもできるのです。
 直接、府中味噌組合等に連絡をとられる方々も出てこられたようです。自主的な動きが広がること、大歓迎。「梅ドみ」に代表される、「解毒に有効な食品」について、ある程度お伝えできたのかな、と少しだけホッとしています。各地、各方面で、さまざまな形で、フクシマ・ヒバクシャの方々に、解毒のための食品をお勧めください。
 ジュノーの会では引き続き福島に「梅ドみ」をお送りし続けるとともに、「入浴剤」「漢方貼剤」の作成・発送に力を入れます。
 全国のみなさんからのご支援・励まし・賛同に心から感謝しています。
 有史以来の大ピンチ。いつも前を向いて、自分たちの歩んだ足跡だけを数えて、肯定的に生き抜きましょう。チェルノブイリ原発の都市プリピャチ市の元市民が集うチェルノブイリ被災者市民団体「ゼムリャキ」(ジュノーの会の長年の相棒です)の合い言葉は「楽天主義」。ユーモアあふれる雰囲気がその絆の原動力となっています。

残高 -350,865円  収入(梅ドみ募金)4,363,783円   支出(購入分)4,714,648円   
(内訳)味噌 5,069kg 1,431,830円; 梅干・醤油 1,100,635円; 十穀・黒米 32,991円; 無農薬(無化学肥料)玄米 90kg 38,700円; 無農薬(化学肥料半減)玄米 180kg 67,800円; ドクダミ(茶)、青のり、黒ごま、自然塩(天日塩)、ウーロン茶、ほうじ茶、かき葉、はぶ茶、ワカメ、昆布、ニンジン等 1,227,386 円; 漢方入浴剤・貼薬材料117,117円;濾紙、ペットボトル27,275円;ダンボール、フリーザーバッグ、粘着テープ、はかり、やかん、容器、アルコール、ハサミ、ピンセット、コットン、レーザープリンターラベル、ペットボトル、封筒、カッターマット、クールボックス、保冷剤、スプレーなど 159,223円;運送費(+郵送費+一部交通費等) 511,691円(152回分)

(1/7・土)第151便
 貼剤:特別予防用5人4ヵ月分(10枚)、乳幼児用2人4か月分(2枚)
(1/10・火)第152便
 内訳:(1)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋 (2)味噌20kg、100%ドクダミ茶4箱、徳用ウーロン茶4袋、カットわかめ(大)1袋、(小)2袋、すりごま(黒)3袋 (3)クール便:入浴剤40本、会報119号30部   
      
コンサート・シャロームのみなさん、大竹静子さん、和泉谷行男さん、坂東弘美さん、横須賀和江さん、桧垣直子さん、浅海典子さん、高田恵子さん、大山正敏さん、龍山壬生子さん、大田美智子さん、真田秀美さん、ありがとうございました。

  みなさん、ジュノーの会・「梅ドみ募金」に力を貸してください。「梅ドみ」とは「梅干し・ドクダミ茶・味噌」のことです。ヒロシマ、ナガサキを生き抜いた人びとの代表的な養生法を紹介しています。
  毎日1個の梅干し(昔ながらの、天日塩とシソだけの)、毎日1杯のドクダミ茶(ウーロン茶とのブレンドで2~3杯)、毎日1杯の(昆布ダシ、ワカメの)味噌汁――これが基本ラインの目安です。これを毎日続けること。(ドクダミ茶については、?飲みすぎに注意してください。おいしいと感じることが目安です。?妊娠中、授乳中の方は医師か薬剤師にご相談ください。)
  砂糖は摂らないようにしてください。黒ゴマ、自然塩(天日塩)、柿の葉、ニンジン、ハブソウ、ほうじ茶(緑茶は避けたほうがいいのです)などを摂るとよいのです。プレーン・ヨーグルトにも排毒の作用があります。あと、免疫力を高める強力な作用のあるのが「青のり」。青のりを天日塩でうすい塩味にして、ふりかけのようにして食してください。 
 ヒロシマ被爆時には、人びとは藁をもつかむようにして、ある人はドクダミを飲み、ある人はナスの味噌漬けを食べ、ある人はカワラヨモギを食べました。今はいろんな食品で排毒する知恵が見つかっていますので、一つ一つの食品については、過度に食する必要はありません。ドクダミ茶や昆布などは、摂りすぎに注意したほうがよいくらいです。
  たくさんのフクシマ放射能被災者の方々が「梅ドみ」「解毒」を求めておられます。国や県、行政の支援は望めません。待っているわけにはいかないのです。ただちに「解毒」を! 遅れれば遅れるだけ危険が増します。
  どうか、全国の非被災地のみなさんの力で、より多くのフクシマの人々に、「梅ドみ」に代表される「ヒロシマの知恵」を届けてあげてください。そして、ご自分でも、「梅ドみ」を入り口にして、「健康」を求める生活を始めてください。

 いま、私たちは何をすべきか。 
 大筋だけをズバリと言わせていただく。
 まず、初期の医療空白の時代には、呆然と待っていたりせずに、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリで効果があったと伝えられる療法を可能な限り試みることである。
 次に、政治方面の努力を急いでもらって、一日も早く「全科無料定期検診制度」と「全科無料治療制度」を確立すること、そしてそれを守り抜くことである。そのとき、初めて、現代医学は力を発揮するのである。
 (「ジュノーさんのように」第116号より)


プロフィール

JUNOD

Author:JUNOD
ジュノーの会について
「ジュノーの会」は、世界のヒバクシャ支援とくにチェルノブイリ原発事故の被曝者支援に取り組む広島県府中市の市民団体です。会の名前は、被爆後の広島に医薬品15トンを届け、被爆者の治療にあたったスイス人医師、マルセル・ジュノー博士(1904~61年)にちなんでいます。博士の精神を受け継ぎ、86年のチェルノブイリ原発事故の被曝者支援のため88年に発足しました。会員数は全国に約500人。これまでに延べ約200人の医師を現地に派遣し、甲状腺がんなど1000人以上の患者を診療、一人ひとりの患者さんにカルテ報告を行い、同時に小児白血病治療、血液感染症予防などの医療協力活動、またヒロシマとチェルノブイリのヒバクシャ交流を進めるなど、被災者の側に立った援助活動を続けています。チェルノブイリ被災者市民団体との強い協力関係もあります。

ジュノーの会の郵便振替の口座番号は以下のとおりです。
郵便振替=「01370-0-29460・ジュノー基金」
口座名義は「ジュノー基金」です。ジュノーの会ではなく、「ジュノー基金」です。
通信欄か空白に、「梅ドみ」と明記してください。

他銀行やネットから振込んでいただくときは、以下の振込先にお願いします。
   <他銀行から振込む場合の振込先>
   銀行名ゆうちょ銀行
   ■金融機関コード9900
   ■店番139
   ■預金種目当座
   ■店名一三九 店(イチサンキユウ店)
   ■口座番号0029460

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